大津市の交通事故、保育園が過度な取材の自粛をお願い「被害に遭った保護者や親族の心情を察して」 | キャリコネニュース
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大津市の交通事故、保育園が過度な取材の自粛をお願い「被害に遭った保護者や親族の心情を察して」

画像はお知らせが掲載されている檸檬会の公式フェイスブックのキャプチャ

画像はお知らせが掲載されている檸檬会の公式フェイスブックのキャプチャ

滋賀県大津市で5月8日、散歩中の園児の列に軽自動車が突っ込む事故が起きた。13人の園児と3人の保育士がいたが、このうち2人の園児が死亡、4人が重傷を負った。

負傷した園児らが通っていた「レイモンド淡海保育園」を運営する社会福祉法人檸檬会は9日、フェイスブックを更新。報道陣に対し、過度な取材を控えるよう要請した。

「近隣住民のご迷惑にもなりますので自宅や職場への取材はご遠慮下さい」

9日18時に掲載されたお知らせによると、現在入院しているのは8人。職員3人のうち2人は退院したものの、聞き取りが困難なため、事故当時の状況の聞き取りは出来ていないという。

10日と11日は保護者に家庭保育の協力を呼びかけているが、「希望者については個別に対応する」としている。13日から通常の保育を再開する予定だ。報道陣には、

「被害にあわれた保護者及びご親族の心情をお察し頂き、また、近隣住民のご迷惑にもなりますので自宅や職場への取材はご遠慮下さいますようお願いいたします」

と、過度な取材の自粛を要請した。

事故の報道を巡っては、8日夕方に園が開いた会見での一部の記者の質問に「悪意を感じる」「配慮にかける」などとネットで批判が噴出している。

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