ソニー生命保険は12月17日、「47都道府県別 生活意識調査」の結果を発表した。調査は今年11月にネット上で実施し、各都道府県100人の計4700人から回答を得た。
方言のかわいさが自慢の都道府県1位は「福岡県」(27.0%)。同社は「『知っとーと?』など語尾が特徴的な福岡の方言を、カワイイと思う福岡県民が多いようです」とコメントしている。
2位以降、「宮崎県」(18.0%)、「徳島県」(17.0%)、「京都府」「長崎県」(同16%)、「熊本県」(12.0%)、「愛媛県」(11.0%)、「青森県」「広島県」「高知県」「沖縄県」(同10.0%)と続く。
島根県民が”鳥取県”をライバル視する理由「全国から見て区別がつかない」
美男美女の多さが自慢の都道府県1位は同率で「熊本県」「沖縄県」(同15.0%)。僅差で「秋田県」「福岡県」(同14.0%)が続く。5位以降、「新潟県」(9.0%)、「京都府」(7.0%)、「兵庫県」(6.0%)、「神奈川県」(5.0%)、「岩手県」「長崎県」(同4.0%)と続く。
また、他県に誇れる出身の芸能人を見ると、美男美女自慢1位の熊本県は「くりぃむしちゅー」「森高千里」、沖縄県は「安室奈美恵」、2位の秋田県は「柳葉敏郎」、福岡県は「タモリ」となった。5位以降、新潟県は「小林幸子」、京都府「佐々木蔵之介」、兵庫県「北川景子」、神奈川県「桑田佳祐」、岩手県「千昌夫」、長崎県「福山雅治」となった。
自県のライバルだと思う都道府県を聞くと、最もライバル視されているのは「東京都」(5.0%)で、「大阪府」(4.0%)、「北海道」(3.6%)と続く。
隣県同士でライバル視しているケースが多く、埼玉県民の46.0%、千葉県民の48.0%がお互いをライバルと回答した。同じく隣接している「鳥取と島根」も鳥取県民の81.0%、島根県民の79.0%がお互いをライバルとしている。理由としては、
「名前を間違えられるから」(鳥取県・20代女性)
「全国から見て島根と鳥取の区別がつかないから」(島根県・30代女性)
などが挙げられた。「富山県と石川県」(富山県民の65.0%、石川県民の45.0%)もお互いをライバル視する声が多く、「隣県でよく比較されるから」(富山県・20代男性)、「気候や食べものが似ているから」(石川県・40代女性)といった声が挙げられた。
倹約家だと思う県1位「福島」 浪費家1位は「徳島」
マネー関連の意識についても聞いた。「自分は倹約家だと思う」と答えた人が最も多かったのは「福島県」(71.0%)で、以降「埼玉県」(69.0%)、「愛媛県」(63.0%)、「神奈川県」(62.0%)、「群馬県」「山梨県」「奈良県」「鹿児島県」(61.0%)と続く。
一方、「自分は浪費家だと思う」と答えた人が最もおおかったのは「徳島県」(38.0%)。2位以降、「滋賀県」(37.0%)、「岩手県」(36.0%)、「長野県」「京都府」「高知県」(同34.0%)、「茨城県」「千葉県」(33.0%)と続く。
「自分が貯蓄上手だと思う」都道府県1位は「福島県」(39.0%)。2位以降、「北海道」(36.0%)、「奈良県」(35.0%)、「東京都」(34.0%)、「埼玉県」(33.0%)、「静岡県」「鹿児島県」(同32.0%)となった。
全回答者に現在の貯蓄額を聞くと、平均額1位は「東京都」で650.9万円で唯一の600万円台となった。2位以降「愛知県」(530.2万円)、「福岡県」(511.9万円)、「奈良県」(486.5万円)、「三重県」(476.7万円)、「和歌山県」(473.9万円)と続く。
また、1か月のおこづかい平均額は1位も「東京都」(3万5500円)。2位の「静岡県」(2万7250円)に大きく差をつけた。3位以降は「福島県」(2万5150円)、「千葉県」(2万5100円)、「高知県」(2万3900円)となっている。