3月初旬にも似たようなトピックが立っていたが、そのときよりも「影響なし」「むしろ客が増えた」という声が目立ち始めている。
「影響なさすぎて、というかいつもより忙しすぎてみんな自粛してと日々思ってます。by福岡」
「私の地域の人間は何も考えてないアホなのかなと思うくらい毎日満席」
「三連休は今年1くらい売上あったよ」
など、客はあまりマスクもしていないし、ファミレスでは朝はお年寄り、昼は子連れママランチ、小中学生もたくさん来るという。「焼肉食べ放題のチェーン店だけどめちゃくちゃ混んでるよ」と書いた人は、
「それどころか、卒業お祝いや異動の飲み会シーズンてこともあって普段より混んでるくらい」
と報告している。「地域によるのかな?」「都内の同じ系列でも場所による」という見方もあった。
また、「流行り始めは暇すぎたんだけど、この1~2週間で少しずつ人が戻ってきた気がする」と実感を語る人も。自粛疲れに伴い、じわじわと外出する人が増えてきている可能性がある。感染拡大防止の観点からは、それでいいのか? という疑問もよぎるが、中には「私も私の友人知人仕事関係みんな外食増えてます。大好きな店が無くなったら困るから」といった声もあり、応援的に消費したい人たちも一定数いるようだ。
「2時間で帰らされる時もあって給料日が怖い」
一方で、「多分倒産する」「居酒屋ですがまったくお客さん来なくて先月からシフト入れてません」などと打ちひしがれる声も相次いでいる。
「シフトがっつり減らされてる。2時間で帰らされる時もあって給料日が怖い。収入減っても支払いは減らない」
「うん、本当に参ってる。(中略)支払いが恐怖。もう鬱になりそう」
と書く人たちは、完全に生活がかかっているのだろう。外食産業はパート・アルバイトなどの非正規雇用が多いだけに、この売上減の影響をモロに受けてしまう。
非正規雇用といえば、23日放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)で、月収約40万円で働く予定だった39歳の男性が派遣切りに遭い、やむなくウーバーイーツに登録したことを伝えていた。
番組には、西村康稔経済財政担当相が出演し、当面生活に困っている人は、全国の社会福祉協議会の資金貸付を利用して欲しいとしていた。所得の状態が悪ければ返済免除もできるので、とりあえずこれで凌いで貰い、「必要な人に必要な額が行くよう時期を失することなくやっていきたい」と語った。実際、影響は多方面にわたっており計り知れないものがあり、一日も早い救済が望まれている。