千葉県でクリエイティブ職をする20代女性にいたっては「在宅ワークの対象者は、自宅にインターネットの固定回線がある人のみです。私はポケットWi-Fiなので仕事にならず、出社しなければなりません。自粛するためのお休みは欠勤扱いとなります」という。
都内でマスコミ系の会社に勤務する30代女性の職場では、自宅のパソコンが会社の専用ソフトに対応できるスペックであれば、在宅勤務は可能だという。しかし「3割が在宅、7割が出社しています」が現状。女性は、出社することで背負うリスクについて明かす。
「7階建てのビルの1フロアがオフィスです。先日、同じビル内の別会社で新型コロナの感染者が出ました。ビルには1つのエレベーターしかないので、エレベーターに乗るのも怖い。毎日の通勤だけで不安が募り、電車に乗るのも怖い。精神的にしんどいです」
サービス・販売職をする千葉県の40代女性は「結局お店が閉まらない限り休むことは難しいです」という。出社を余儀なくされているが、さらに恐怖に感じていることがある、と続ける。
「毎朝の唱和です。店長が全員の前に立ち、それ以外の人は一列に並び大きな声で言わされます。しかも店長はマスクをしていません……。会社が今の状況を理解できているのか疑問に感じています。何の危機感も感じていない恐ろしい会社に、自分が働いている状況です」
「休めば有休扱いになるが、週に何回も使うと嫌味を言われる」
埼玉県の40代女性は、就業先から「社内情報を持ち出してはいけない」と言われて出勤を続けている。ただ、取り扱いサービスに生活必需品はなく、女性は「働くことに疑問を感じている」という。
「時差出勤は推奨されているが、どの時間に出社しても割と人がいるので余り意味がない。会社は『人との接触を極力減らせ』と言っているのに、通勤していたら意味がない。休めば有休扱いになるが、週に何回も使うと嫌味を言われる」
女性は「もうどうすればいいのか分からない」と困惑を綴った。
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