神奈川県の40代女性は、シングルで子育てをしている。仕事はゴルフ関係の職場でパートとして働いており、会社からは「休んでもいい」と言われているが「とても休める状況ではない」と綴る。
「何の保証もないし、休みたくても休めない。何より、都内他県から多数来客があり、いつ感染するかわからない状況です。トップは危険性よりも売上優先。館内の休業していたラストランも再開させようとしているので、また人が集まってくる」
休めない理由に非正規雇用だから、というものもある。また外出自粛をする人が多い中、ゴルフに出かける人はいる。だからこそトップはこの状況下で売上を伸ばそうとしているが、女性はその様子に辟易している。
「テレワークは常勤職員で消化するとのこと」と非常勤は適応外
東京都の40代女性は公的機関で非常勤職員をしているシングルマザーだ。感染拡大が続く都内だが、「テレワークは常勤職員で消化するとのこと。非常勤は保証もないのにテレワークできないという理由で毎日出勤」と言われた。
その上、雇用期間は3年で、コロナが納まらないうちに任期満了を迎えるという。雇用の延長をお願いしても回答はもらえていない。契約満了後の生活が不透明な今は「不安な毎日です」と心境を綴る。
一方、別の40代女性は「正社員でも簡単には休めない。シングルマザーなので生活費を稼がないといけない」と綴る。
「私は普段と変わらない生活をせざるを得ない。自粛したくてもできず、感染が心配。低学年の子どもを一人留守番させているうえ、勉強を見る余裕もないので学力不足が心配」
感染拡大、子どものこと、生活のことなど不安が尽きない中で出勤を続けているシングルマザー。現金10万円の一律給付が決まったが、それが一度きりだと心もとないだろう。
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