初出勤に遅刻する新社会人に批判殺到 「遅延見越して1時間前行動」は当然なのか?
キャリコネニュースが4月1日に配信した記事「今年も初出勤に遅刻する新社会人が続出!? 」に、ネット上で大きな反響があった。記事では、初出勤に寝坊や電車の遅延などで遅刻する新社会人の様子を紹介。700件以上のコメントが寄せられたニコニコニュースでは、厳しい声が相次いだ。
「初日早々はあかんだろwもうイメージがつけられちまうw」
「まぁ、時間厳守は社会人の常識でしょ。まして新入りの下っ端なら尚の事」
「首都圏では遅延前提で動かなくてはダメ」
コメントには、学生時代とは違って会社員は時間に対してお金をもらっているのだから、初日から遅刻するのは許されないという意見が多い。
たとえ電車の遅延が原因だとしても、遅延する可能性があるのだから、それを見越して行動しなければいけないという。
「電車の遅延も数本早い電車に乗るのも常識の範疇」
「もうすぐ50才だけど初めての時は近くても30分前到着してる。社会舐めてんの?遅刻は理由があろうがNGだ!」
普段から出勤時刻の1時間前に出社しているという人もおり、常日頃時間に遅れないよう最善を尽くさなくてはいけないようだ。2000件以上のコメントが寄せられたmixiニュースでも、遅刻する新社会人にめっぽう厳しい。
「え? 社会人っていう自覚ないから遅刻するんでしょ? 首都圏の鉄道は遅延前提で動かないとダメでしょ」
mixiでは、遅刻することをネタのようにツイッターに投稿することを批判する声も多かった。仮に電車の中でツイートしているにしても「遅刻という非常識な行為を公衆に晒すとか…バカなの?」「ツイートする暇があったら早く行けよ」というのだ。
「1時間も早く来いというのはブラック」と批判も
ただ、いくら遅刻が悪いといっても、電車の遅延など自分ではどうしようもない部分もある。初日に少し遅れたぐらいで、全人格を否定するかのように叩くのはよくないという人もいた。
「電車の遅延なんてどこでどう遅れるかわからねえだろ。ブラックな仕事のし過ぎで心の器までちいさくなっちゃったか?」
「批判してる人は失敗したことが一度もないのだろうか」
遅れないよう出勤時間より早く出社することに対しても、「電車の遅延を見越して1時間も2時間も早く来いなんてのはブラック以外の何者でもない」と批判する声が出ていた。
20分早く会社に来ることを1年間続けたら、月20日出勤で80時間も会社に余計にいる計算になる。「もっと有意義に時間使おうよ」という声も。
もっとも遅刻してしまった人が気をつけるべきは、今後気をつけて遅れないようにすることだろう。人生の先は長い。初日から怒られてしまった新社会人も、気落ちせずにぜひ頑張ってもらいたいものだ。
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