新型コロナウイルスに伴う不安や行動の変化などについて聞いたところ、不安度に関してはすべての項目で前月から上昇。特に目立ったのは「行政の対応に不安を感じる」(82.6%、6.5ポイント増)、「自分や家族の健康に不安を感じる」(74.9%、4.2ポイント増)、「情報の不足や不確かさに不安を感じる」(72.7%、5.1ポイント増)などだった。
また、行動抑制度についても「不要不急の外出を控えている」(88.8%、5.8ポイント増)、「不要不急の買い物を控えている」(80.5%、3.9ポイント増)、「外食を控えている」(79.3%、4.5ポイント増)といずれの項目で増加した。
行動変化度については、各項目の増減がまちまちに。6月以降は行動抑制が徐々に緩み、「家から外へ」というシフトがみられたが、再び抑制が高まっている。
一例として「マスクや手洗いなど感染対策を徹底している」(93.6%、1.9ポイント増)、「外出を控え、家の中でできる娯楽を楽しんでいる」(73.1%、2.0ポイント増)、「できるだけテレワークをするようにしている」(34.6%、4.6ポイント増)といった回答が寄せられた。
「マスクをしていないと犯罪者のような扱いはとても普通とは思えない」
自由回答欄では
「少し緩和されたかな、とも思いますがまだまだ不自由な生活が続いてます。この暑さでマスクを常時着用が何よりキツいです。人とのソーシャルディスタンスも寂しいものがありますね」(50歳女性、愛知県)
「自分の両親が老人ホームに入っていて、かれこれ半年以上面会出来ない状況。あと1年位続くかも知れません。面会が出来たときは、息子の存在も忘れているかも知れません」(52歳男性、東京都)
と不自由を感じている人のコメントが多かった。また、中には「感覚が麻痺してきているが、そもそもマスク着用が必須な状態(していないと犯罪者のような扱い)はとても普通とは思えない」といわゆる”マスク警察”の登場に疑問を感じている人もみられた。