投稿者は正直、義父と縁を切りたがっているが、夫と義父で自営業を営んでいるため、簡単にはいかないようだ。そもそも結納の時に、投稿者の母が悩みに悩んで決めた店で、大声で「誰だこんなクソマズイ店を頼んだバカは」と言った時から「大嫌いです」と綴っている。
義母は良い人なので義母だけを家に招くと、1時間もたたずに義父から帰ってこいコールが何度も義母の携帯へかかってくるという。亭主関白というよりは、筋金入りのモラハラDV夫と言えそうだ。
大人に対してだけでなく、子どもにたばこの煙を平気で吸わせてしまうことも大きな問題だ。日本小児科学会は2002年「こどもの受動喫煙を減らすための提言」で、
「こどもの受動喫煙で、気道アレルギーが悪化して、ぜんそくが治りにくくなったり、乳幼児突然死症候群(SIDS)が増えるなどの健康影響が報告されています」
と警鐘を鳴らしている。
今年4月に施行された改正健康増進法では、「屋内の原則禁煙」などが義務付けられた。喫煙者は、子どもを含めた家族はもちろん、他人の健康を害する恐れを避けなければならないのだ。しかし投稿者の義父はまったく気にする様子がないどころか、幼い孫の前で怒鳴り、怯えさせてしまっている。
「DVを子どもに見せつけては、絶対にダメ」という声も
この投稿へは「行かなくていいよ」などの励ましや、義父に対する批判が相次いだ。
「亭主関白?イヤイヤ違う……クソ爺がしてる事は、ただのモラハラDVです。DVを子どもに見せつけては、絶対にダメです」
「爺みたいな男は実際メンタル弱いですから。だから家族に怒鳴ったりしてただ自分を強く見せてるだけ。(中略)一度、お義母さんを家出させて何日か爺を放置してみては?」
また、「まだハイハイの子がいるのなら、動物の毛がある不衛生な所はアレルギーになる可能性があります」として、それを理由に夫から訪問しない旨を伝えればいいという助言もある。
中には、父親や義父についての経験談も。「うちの義父もそうで、たばこも凄かったです」と書いた人は、妻に先立たれ娘にも見放された義父の介護が回ってきたという。しかし自身に呼吸器の病気があるため、たばこだけは別室で吸う約束で通いの世話をしているそう。「嫌われたら損をすると自覚してほしいですね」と綴っていた。こういってはなんだが、たばこを吸わずDVもなければ、妻はもっと長生きしたかもしれないし、子どもと同居できたのかもしれない。
そういう目にあえば他者に配慮するようになる人もいるかもしれないが、コメントには、父親がモラハラ気質で「死ぬまで文句を言い続けた」という経験談もあり、投稿者の義父はその線が濃厚かもしれない。