新型コロナウイルスの感染拡大で外食産業が大きな打撃を受ける中、ワタミは3月18日から、産地直送の牡蠣を100円(税別)で提供する企画を始めた。同社が今月から展開する「外食緊急キャンペーン」の第2弾だ。
4月26日まで、同社運営の「炉ばたや 銀政」(銀座数寄屋橋総本店・新宿野村ビル店)で提供。牡蠣を生や天ぷら、焼きの調理法で味わえる。
「想定以上の好評受け、今後も”100円シリーズ”継続します」
同社はリリースで「この時期に外食にいらしてくださったお客様に喜んでいただくため、上質な牡蠣を100円という他では出来ない驚きの価格で提供いたします」とアピールしている。
牡蠣は、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市産。同社は震災以降、復興支援ボランティアなどに取り組んでおり、
「この度のコロナウイルスの感染拡大により、陸前高田市の牡蠣生産者が非常に苦戦していることを鑑み、ワタミとしてできる最大の支援策を企画しました」
と企画の経緯を語った。
同キャンペーンの第1弾では、同社の運営のミライザカ、鳥メロ、和民、坐・和民で「本マグロの天盛り」(100円・税別)を提供。同社は「想定以上にご好評を博しておりますので、今後も継続して『100円シリーズキャンペーン』を実施いたします」としている。