同社運営のECサイトでは、ストラトキャスタータイプ(ST TYPE DIYキット/税抜1万6500円)やテレキャスタータイプ(TL TYPE DIYキット/税抜1万6500円)、レスポールタイプ(LP TYPE DIYキット セットネック/税抜2万8250円)などのギター、またベース組み立てキットを販売している。
売り切れの商品はセミアコ(ES-335 TYPE DIYキット セットネック/税抜3万3500円)や「天国への階段」でお馴染みのWネック(EDS-1275 G-1275 TYPE DIYキット ボルトオン/税抜4万5000円)など、比較的高額なものが多い。稲葉代表は、
「元々、購入者は”ギターオタク”が多かったのですが、外出自粛以降はかつてギターを演奏していた50~60代、ギターを始めたいけどあまり高価なものには手を出せない中学生といった人にも手に取ってもらっています」
と話す。楽器の組み立て時間は「同じキットでもさまざま」だという。組み立てるだけなら初心者で3~5時間程度だが、パーツのヤスリがけや塗装などをして2か月以上かけて完成させる人もいる。稲葉代表は、
「DIYギターは作る過程も楽しいですし、その後も演奏をして楽しむことができます。パーツ交換なども行えるので、長く楽しめるため”おうち時間”で楽しむ人が多いのではないでしょうか」
と語った。