同会は、エアコンの使用中も”3密”のうちの「密閉」を防ぐために、定期的な喚起を勧めている。また、喚起時にもエアコンのスイッチを切る必要はないという。担当者は、この理由について
「一般的にエアコンは、機器のスイッチを入れた直後の室温が高い時に、電気を多く消費します」
と説明する。さらに、省エネを考える上では「なるべく室温が安定している方が効率の良い運転ができる」として、結果的に電気代も抑えられるようだ。
また、同様の理由から、帰宅後などにすぐにエアコンを付けず、喚起をしてからスイッチを入れる方が効率は良いという。その後の喚起の目安としては、
「1時間に5分程度の換気をしていただくことがよいでしょう」
と話した。他方、設定温度の目安については「一般的に、快適性と省エネ性を両立するのは、27~28度くらいの設定が良いとされています」と語った。