「事故はありませんでした」報告と記念撮影で終わる安全大会に「もう出る価値無し」と呆れる男性 | キャリコネニュース
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「事故はありませんでした」報告と記念撮影で終わる安全大会に「もう出る価値無し」と呆れる男性

画像はイメージ

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職場の会議や会合に「これには何の意味が……?」と疑問に思うことは多いだろう。投稿を寄せた中部地方在住の50代男性(技能工・設備・交通・運輸)は、毎月職場で開催される「安全大会」に出席するたびに、「この会社ダメだな」と思うようだ。

「毎月やってるのですが、安全についての話がほぼない」

本来なら、労働災害を防止し、従業員の安全意識を高めるための重要な場のはずだが、男性が見る限りその実態は形ばかりのものになっているようだ。(文:西荻西子)

ディスカッションもなく、ただ集まって写真を撮るだけ

「他人の時間を使い、人を集めてやる会議や大会で『この現場では熱中症に気を付けてこまめな水分補給してます』『事故はありませんでした』と同じ様な話が3~4件。つまりは報告」

安全大会は、社員だけでなく協力会社や下請け企業の従業員も参加してもらい、安全知識を共有したり、意識を高めたりする目的がある。だが、男性はそれにしては内容が薄いと考えているようだ。

この安全大会には「顧問と呼ばれる人」もいるというが、「こんな事故がありました」「こんな事故には気を付けましょう」と言う程度だそう。さらに、こんな風に不満をもらす。

「事故事例からの対策の話し合いや、会社ではこうしましょう、みたいなディスカッションすらない」

その場に社長もいるものの、何も言わないのだという。大きな事故が無いからこそ淡々と進行するとも考えられるが、男性はどうしてもやる気の無さを感じてしまうのだろう。

「何年もこうして人数集めて集まってる写真撮ってやりました感だけでやってきたんだな……」

と呆れた様子で、「もう出る価値無しと思いました。残念な会社です」と投稿を結んだ。

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