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会社を去るなら円満に退職したいもの。しかし、投稿を寄せた60代女性は、退職手続きの過程で会社に冷たい対応をされたという。
女性の職場では、新卒採用を考慮し「翌年の3月末退職希望なら前年の秋頃には報告するのが通例」だった。それに伴い、女性も9月ごろ上司に退職の相談をした。
「年齢も高くなり体力的にもキツイので、正社員ではなくパートや派遣で働きたいので、退職したいと」
しかし、上司から返ってきたのは会社都合の「本音」だった。(文:境井佑茉)
見せかけの親切「貴方の悪口を言わないようにしてあげる」
女性が退職の意向を伝えると、上司からはこう伝えられた。
「貴方の年齢で正社員でせっかく働けているのが勿体無い」
「系列の所で働かないか」
女性は、勿体無いではなく仕事がつらいこと、系列の職場では通勤が困難なことを伝えた。その後やり取りを続けているうちに、衝撃的な発言が飛び出した。
「こんな早い時期に言ってくるのはどうかと思う。そんなに、辛い気持ちのまま3月迄働かなくてもいいし、毎日辛い気持ちのままで働かなくていい。と」
打って変わった言葉に「一瞬、親切で言われている?」と思った女性だが、次の一言でそれが親切ではないことを悟る。
「次にこう言われた。『貴方の給料は、他の人に比べて高い。今後産休明けの職員も戻り、ただでさえ多い人が更に増える。だから、3月まで辛抱しなくてもいいよ。』と」
上司は人件費を削減したかったのだろう。心配しているかのような発言の裏には冷ややかな本音があった。
さらに、仮に年度が終わる前に辞めたとしても「貴方の悪口を言わないようにしてあげる」とも言われたそうだ。上から目線のひどい言葉だ。。
これらのやりとりから、女性は
「真面目に、3月までおらず、12月末で退職しようかと思い始めている」
と、現在の心境を書いていた。
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