「ボーナスもらったら正月に家族で天ぷらそばが食べたい」ボーナスが支給されない女性のささやかな夢 | キャリコネニュース
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「ボーナスもらったら正月に家族で天ぷらそばが食べたい」ボーナスが支給されない女性のささやかな夢

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冬のボーナスで年末の世間が華やぎを見せる反面、その賑わいとは無縁な人もいるようだ。投稿を寄せた神奈川県の50代男性(技能工・設備・交通・運輸/年収350万円)の職場では、「社員のボーナスは例年3万円」と決まっているそう。

「設備管理業なので業績が変動しにくく、いつもこの金額。定年が無いのはありがたいが、70歳になるとこの金額も支給されなくなる」

金額だけ見れば少なく感じるかもしれないが、長く働ける環境と引き換えであれば、許容範囲だということなのだろう。男性は「そういうルールで例年やっているので納得している」と、一定の理解を示している。(文:境井佑茉)

「強いて言えば10円持って近くの神社にお参りに行ったぐらい」

一方、埼玉県の50代女性(事務・管理/年収350万円)のボーナスは、「去年もなしで今年もなし」「何も買えず」という状況だそう。年末年始の過ごし方も慎ましいものだったようだ。

「ずっと我慢の年越しで、強いて言えば10円持って近くの神社にお参りに行ったぐらい。今年も同じです」

長引く物価高の中で「ボーナスなし」は生活に重くのしかかるだろう。「ボーナスがもらえる会社に転職したいです」と切実な思いを明かし、もしボーナスが支給されたら、とささやかな夢を書ていた。

「ボーナスもらったら最初にお正月家族で天ぷらそばが食べたい」

高級フレンチや旅行ではなく、家族で囲む温かい食卓を望む姿に、胸が締め付けられる思いだ。金額の多寡や有無にかかわらず、それぞれの職場でシビアな現実と向き合いながら働いている人たちがいる。

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