意外と余裕ない? 世帯年収1300万円の30代女性「都内で駅徒歩10分圏内、庭・駐車場つきの物件なんて買えません」 | キャリコネニュース
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意外と余裕ない? 世帯年収1300万円の30代女性「都内で駅徒歩10分圏内、庭・駐車場つきの物件なんて買えません」

余裕なんてない

余裕なんてない

世の高所得層を、てこずらせてやまない累進課税制度。国税庁の所得税の速算表によると、課税所得900万円台の税率は33%。不満を持つ人がいても不思議ではない税率の高さだ。年収1200~1400万円世帯のキャリコネニュース読者から寄せられた声も、やはり税金に対する不満が多い傾向にある。しかし中には、

「高望みはしない普通の共働き夫婦。子どもはいません。住宅ローンを払うためだけに稼いでいる状態です。夫婦で健康ランドの温泉に入って、1泊するのが楽しみ」(40代女性/東京都/メーカー系/世帯年収1400万円)

という”割と穏やかな生活状況”を綴る投稿もある。(文:鹿賀大資)

「年間500万円のペースで貯金しており、銀行預金の総額は4000万円」

契約社員の茨城県の50代女性は、2馬力で世帯年収1400万円を稼ぐパワーカップルだ。女性は年収400万円、夫は同じ50代で年収1000万円を得ている。女性は「契約満了まで残り5年。満了後の継続は未定」と述べ、生活状況については

「年間500万円のペースで貯金しており、銀行預金の総額は4000万円。住宅ローンの残りは2500万円です。長期の休みが取りづらい職場で働いています。老後は国内外の旅行を満喫したいと考えているところですが、財産を増やし、管理をするうまいやり方がわかりません」

とコメントしている。

医療関係の会社に勤務する神奈川県の30代既婚女性は、世帯年収1300万円。子どもが2人いて、家族4人で戸建て住宅に暮らしている。車も所有しており、食費や子どもの習い事などの生活費も「あまり気にせず使えます。まったく普通の暮らしです」という。

「旅行は夏と冬の長期休暇を利用して、国内旅行をするくらいです。不満まではいきませんが『都内に住みたい』という憧れはあります。都内で駅から徒歩10分圏内、庭・駐車場つきの物件なんて、今の私たちには買えませんが。どんな人が買えるのかなと思ってしまいます」

そう語る女性だが、親の援助に頼ることなく自立した生活ができていることから「その点は優秀だと思います」と自画自賛している。

「散髪は1000円カット、家具はニトリか多慶屋、衣類もユニクロがメイン」

都内在住の世帯年収1400万円の50代男性は、妻と子ども2人の4人家族。住宅ローンは完済しているため、多額の出費は特にないという。

「外食も年に10回以内で、今年に限っては新型コロナウイルスの影響でほとんど行けていません。自家用車は昨年、14年ぶりに買い替えました。スーパーマーケットでも値引きの商品があればそれを選びます。散髪は1000円カット、家具はニトリか多慶屋、衣類もユニクロがメインです」

また現在の貯蓄について「年間約200万円のペースでできています」と明かすも「来年迎える定年退職後は、年収300万円減の見込み。先行きも分らず不安です」という。しかし、現時点では質素な生活を送っているうえ、定年退職で収入がダウンしても世帯年収1100万円だ。問題はなさそうに思えるが、男性の描く”老後設計”とは差異があるのかもしれない。

※キャリコネニュースでは引き続き「あなたの世帯年収への不満を教えてください」「職場の忘年会ありますか?」に関するアンケートを募集しています。

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