課金総額500万以上、ソシャゲ廃人の末路「リボ払いで課金。借金を借金で返す返済地獄。何を楽しんで生きていたのか思い出せません」 | キャリコネニュース
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課金総額500万以上、ソシャゲ廃人の末路「リボ払いで課金。借金を借金で返す返済地獄。何を楽しんで生きていたのか思い出せません」

課金が止まらない……

課金が止まらない……

ほどほどに遊べば、無料の範囲内でも十分に楽しめるソーシャルゲーム(以下ソシャゲ)。しかし一度、課金の沼にハマってしまえば簡単に抜け出すことはできないようだ。大阪府に住む30代前半の男性キャリコネニュース読者は

「『アイドルマスター』に100万円、『Fate/Grand Order』に300万円、『凍京NECRO』に100万円……。そのほかにもソシャゲを始めては課金し、すぐにやめることを繰り返しました」

と衝撃的な課金歴を打ち明ける。数百万円単位で繰り返されたソシャゲ課金、その資金は一体どのように捻出していたのだろうか。(文:大渕ともみ)

度重なるリボ払い、借金を借金で返す返済地獄「友人と恋人を失いました」

男性はIT・通信系の企業に勤めており、年収は400万円台。特別“高給取り”というわけでもなく、極めて一般的な年収と言えるだろう。少なくとも数百万円もの課金を常習できるような稼ぎとは言えないはずだ。男性は、

「早い段階から、クレジットカードでリボ払いをしながら課金する生活を送っていました。次第に生活費すら賄えなくなり、借金を借金で返す返済地獄が始まりました。会って遊ぶ仲だった友人との交友は、お金を理由に度々断るようになってから疎遠に。また、当時付き合っていた彼女にも、遊びに行く回数の減少を理由に別れを告げられました」

とソシャゲ課金の日々を赤裸々に明かす。見境なくリボ払いでの資金捻出を続けた結果、生活が立ち行かなくなるばかりか友人や恋人までも失うとは、あまりにも大きすぎる代償だ。恐ろしいことに、これだけ大切なものを失っても男性の課金癖は止まらなかった。

「幾度もソシャゲと課金をやめようとしました。しかし気付けば別のゲームを始めてしまい、ゲームを楽しむというより、本来払えないほどのお金を使うことを楽しむ状態になっていました」

弁護士に相談。借金完済するも「交友関係も貯蓄も一切なし。ソシャゲにすがる生活」

男性の目が覚め始めたのは、新たな借り入れができなくなってからのことだ。その頃には、翌月の家賃すら支払えない悲惨な状況に陥っていたという。

「ようやく現実を見ることができるようになり、弁護士に相談しました。そして今年、ようやく債務がなくなりました」

弁護士の助けを借りながら、ソシャゲ課金による借金を無事に完済した男性。しかしいまだに「交友関係も貯蓄も一切なし」と語り、厳しい現実には変わりがないようだ。そのうえ「結局今でも、課金をしないように必死にこらえながら、ソシャゲにすがる生活を送っています」とソシャゲ中毒からは抜け出せていないことを告白する。

男性は「ソシャゲ廃人になる前の自分が、何を楽しんで生きていたのか思い出せません」と苦しい心情を吐露。ソシャゲ課金で積み重ねた借金が消えても、男性は人生の楽しみを奪われたままだ。ソシャゲを楽しむ際には、復帰困難な“課金沼の恐怖”を心に留めておくべきだろう。

※キャリコネニュースでは引き続き「ソシャゲ廃人経験者」「社内恋愛で後悔している人」「SNSでトラブル遭遇したことがある人」に関するアンケートを募集しています。

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