コロナ禍で人と会う機会が少なく苦しむ人は多いが、それは不倫中の人も例外ではない。不倫中の40代女性は、
「ただでさえ彼に会えないのに、コロナで彼が在宅勤務になってしまい、もっと会えなくなってしまった。彼は無理して私にメールしようとして妻にバレたらしい。そこから音信不通」(派遣社員)
と明かす。コロナ禍の不倫も楽ではないらしい。ほかのキャリコネニュース読者の「不倫エピソード」も見ていこう。(文:林加奈)
妻のビデオ通話は出ないのに不倫相手のビデオ通話には出る夫
パート勤務の50代女性は「今回の不倫だけは絶対に許さない」と怒り心頭だ。女性の夫は、最近仕事の帰りが遅くなっていた。また、以前なら休日は必ず夫婦で出かけていたのが、友達と出かける予定を立てるようになっていた。
怪しんだ女性が夫のスマホをこっそり見たところ、結果は黒。詰め寄られた夫は不倫の事実を白状し、「もうお金が続かないから見つかってよかった。もう終わりにします」と言っていたにもかかわらず、結局1年近く不倫関係を続けていたのだ。その後コロナ禍に突入し、不倫相手の会社にはテレワークが導入された。
「不倫相手が出勤の時は、夫が女の会社の近くまで迎えに行って自宅まで送り、テレワークの時はLINEのビデオ通話で会話。私がビデオ通話しても『車の運転中』とか言って出ないのに、不倫相手とは運転しながらビデオ通話していた」
再度夫を問い詰めると「別れたから連絡はしていない」としらを切り通されたため、やむを得ず不倫相手に電話した女性。しかし、相手からは「開き直られた」という。そんな態度の夫と不倫相手を目の当たりにした女性は「人間ではないと思った」と振り返っている。
「平静を装っているが嫌味を言ってしまう。私の人生を返してほしい」
女性は腹が立って夜も眠れず、食事ものどを通らず10kg以上痩せ、めまいで倒れて救急搬送された。それでも「夫と不倫相手の関係は続いていた」というから呆れるばかりだ。夫と不倫相手の関係が今も続いているかは不明だが、女性は今でも苦しんでいる。
「今は平静を装っていますが、テレビで不倫騒動の話が出たときは嫌味を言っている。不倫相手からは謝罪も何もない。不倫相手は51歳バツイチ2人の子持ち、夫は63歳。夫が原因で子どもができなかったのに。私の人生を返してほしい」
コロナに関係なく、不倫する人はこれからも不倫を続けるのだろう。ただ、「不倫相手が転職した。コロナの影響もあり、気軽に会えなくなった」(40代男性)という声があるように、コロナ禍で不倫がしにくくなっていることは確かなようだ。
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