「自宅での学習には限度があることを痛感した」 小学校のオンライン授業に悩む30代女性の声 | キャリコネニュース
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「自宅での学習には限度があることを痛感した」 小学校のオンライン授業に悩む30代女性の声

オンライン授業を受ける子どもの写真

オンラインだと集中力が続かない?(写真はイメージ)

3回目の緊急事態宣言が東京都などで6月20日にも解除されるが、以前の生活に戻るのはまだ先のことになりそうだ。キャリコネニュースには、新型コロナが中々収束しない現状や、政府の対応に不満の声が寄せられている。

京都府の30代女性(専業主婦)は、子どものオンライン授業に思うところがあるという。子どもが通う小学校では、授業のスタイルを登校もしくはオンラインのどちらかを選択することができた。「迷わずオンラインを選択しました」と女性は語るが、思いの外悩みが尽きない。(文:中島雄太)

「早く安心して通える状態になってほしいと願っています」

「やはり授業の進み方やわかりやすさ、集中力、自前で用意するプリント等、オンラインでは限界があるなと痛感しました」

体育の授業に関しては、授業の配信もないため「運動不足になってしまいました」と嘆く。習い事もほぼ休みになっているため、毎日の学習フォローも女性が担当する。

「早くコロナが収束し、安心して通える状態になってほしいと願っています」

石川県の40代男性(サービス業)は、「我慢の〇〇という言葉を使い過ぎだと思う」と語る。「誰が我慢するのか?お出かけを我慢なのか、サービス業が稼げないことを我慢なのかよくわからない」と語り、釈然としない政府に対し不満をこぼした。

一方で、緊急事態宣言が繰り返され、人々の気が緩んでいることも気になっている。

「私はサービス業に従事しているのでここ一年半、県外への旅行はおろか、県内の繁華街への訪問も控えています。しかし、TVやネットで『ストレスが溜まる』『気分転換に』なんて言葉を聞くと、日本人ってメンタル弱いなって思います」

その上で「多くの人は出かけなくても死にません」と釘を刺し、

「むしろ些細なストレス解消、ちょっとした気分転換が国中に蔓延して新型コロナウイルスを抑えきれないままの状態が続くと飲食店だけにとどまらず様々な企業が死んでいきます」

と心配している。

「明確な方針と強い政策は必要だと思います」

東京都の20代女性(マーケティング職)は、「1回目と状況が全然違うのに、政府がとる戦略はずっと変わらず進歩がない」と不満をこぼす。

「日本人はルールを重んじる国民性なのではなく、周りの雰囲気に合わせようとするタイプの人が多いだけだと思うので、明確な方針と強い政策は必要だと思います。今政府がやっていることは、人流を抑えたいのかそうでないのか、中途半端でよくわかりません」

女性は、「もっとリーダーシップを発揮した政治と根拠ある対策を打ってほしい」とも語り、「精神論で国民が政府に従うと思っているように感じます」と現状に対して嘆いた。

※キャリコネニュースでは引き続き東京五輪、開催するべき? 中止するべき?のほかあなたの職場のサイコパスオンライン会議中のとんでもないエピソードなどのアンケートを募集しています。

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