宮城県在住の30代女性(事務・管理/契約社員/年収200万円)は自身の職場について、「ここは何時代なのだろうと思いました」と怒り心頭の様子だ。キャリコネニュース読者から寄せられた「自分の性別がマイナスになっていると感じたこと」を紹介する。
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もとはパートだったから「あなたは社員として採用した人より格下」
女性は「自分より後輩男性の方が昇任、昇給が早い」と口火を切ると、上司から受ける理不尽な言葉の数々を明かした。
「69歳の男性上司から『あなたの方が仕事はできる。でも彼(後輩)の将来を考えてあなたは彼をサポートして彼を男にしてやってくれ』と言われました。何故他人の私が彼を男にしなければいけないのか意味不明」
給与や待遇に男女差があることについて、女性が69歳の上司と81歳の社長(いずれも男性)に質問すると
「あなたはパートから社員になったから最初から社員として採用した人より格下。一緒にしたら男側から不満が出る。文句を言うなら明日から来なくていいとしか言えない」
と返されたという。到底、女性が納得のいく返事ではないだろう。また、別の60代、70代の男性社員からは
「女は男の3つバカが丁度いい」
「昔女はクリスマスケーキと言ってな」
という言葉が飛び出す始末。女性はこれに対し「ここは何時代なのだろうと思いました」と憤りをあらわにしている。
さらに、「職場でのお茶出しも女性の仕事」と不満は続く。
「男性が出したら『女の子が入れるお茶の方がおいしい』『男性がお茶出しするのは女性が強い職場、気が利かないと思われるよ』等言われたのも嫌でした」
と語っている。男女格差を無くそうとする動きが広まる中で、時代錯誤の上司に囲まれた女性が気の毒としか言いようがない。