職場で「男は~」「女は~」と理不尽なステレオタイプを押し付けられることもまだまだ多いようだ。今回は広島県に住む30代女性から寄せられた「『女だから』自分の性別がマイナスになっていると感じたこと」を紹介する。
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「1時間程度作業は止まり、家に到着したのも3時になりました」
以前、携帯ショップで働いていた女性。店舗の引越しのため、20時営業終了後に「お客さま対応用のパソコンを取り外す作業が必要」になった。その際、指示を出していた50代の役員から
「女はパソコンが分からないから男にやらせろ」
と言われた。しかし、勤務していた店舗には女性しかいなかった。
「30キロ以上離れた店舗からその時出勤をしていた男性を急遽呼んで作業をお願いすることになりました。その男性が到着するまで1時間程度作業は止まり、家に到着したのも3時になりました」
無駄な1時間を過ごすことになった上に、女性が帰宅できたのも午前3時。心身ともに疲れたことだろう。