「延々と性別とビジュアルを消費され続けた」研究職20代女性の苦しみ | キャリコネニュース
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「延々と性別とビジュアルを消費され続けた」研究職20代女性の苦しみ

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「男性だから」「女性だから」という理由で理不尽な目に遭ったことがある人も少なくないだろう。東京都の20代女性は、「女性が少ない環境」である研究職についた際に、あまりにも酷い扱いを受けたという。(文:草茅葉菜)

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「退勤間際に上司に呼ばれて役員のおじさま達の接待要員」

女性は、自身が受けた理不尽なの体験の数々をこう語る。

「基礎研究側で女性が少ない環境なので、『女性は化粧しないと大変だから』とまじまじ顔を見られたり(当時すっぴんでしたが化粧してると思い込まれてた) 」
「新卒の頃は退勤間際に上司に呼ばれて役員のおじさま達の接待要員に飲み会に連れてかれることも多く、理由が『若い女がいると場が華やぐ』。行った先でも顔採用と延々と性別とビジュアルを消費され続けることがよくありました」

かなり辛い状況に置かれていたことが分かる。しかも女性にはさらに屈辱的な出来事が待ち受けていた。

「加えて共同研究先の大学の先生に飲み会中ひたすらセクハラを働かれて『取引先の女の子だとどんなにセクハラをしても仕事だから嫌な顔せずに付き合ってくれるから良いね』と言われたり」
「あとは会社内で『どうせ女は結婚して産休育休に入るから男と同じスピードで仕事させるのは無理』と研究所長が公言してたり」

大学の教授が「セクハラ」と認識していながら、それをわざと働いていたというのだから呆れてしまう。男女平等への道のりはまだまだ遠いのかもしれない。

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