氷河期世代39歳男性「残業ナシだと手取り14万くらい。東京の最低賃金以下です」 地方の格差訴える | キャリコネニュース
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氷河期世代39歳男性「残業ナシだと手取り14万くらい。東京の最低賃金以下です」 地方の格差訴える

画像はイメージ

都市部と地方の賃金差は、地方で働く人の苦しみを増しているのではないだろうか。キャリコネニュースでは「手取り20万円以下」をテーマにアンケートを実施。青森県の30代後半男性(既婚・子ども2人/正社員/年収250万円)は、

「手取り18万ですが残業込みです。残業ナシだと手取り14万くらいです。時給換算にすると1000円くらいです。東京の最低賃金以下です」

と寂しげに綴っている。(文:okei)

※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下」の方を対象にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6V8RFE22

「残業無しで手取り20万貰えたら地方だと高給取りの枠に入る」

現在39歳、氷河期世代だという男性は、思いをこう語る。

「地方のメーカー下請け会社の正社員ですが、リーマンショック以降昇給していません。よくネットニュースなどで手取り20以下は正社員ではないとか、転職したほうが良いとか目にしますが、地方だと時給1000円でも高いほうです。 残業無しで手取り20万貰えたら地方だと高給取りの枠に入るくらいです」

男性が暮らす青森県では最低賃金822円(2021年10月改定)。全国で最も高い東京都は1041円だ。男性は、

「そんな中なんとか暮らしていますが、地方でもお金はかかります。貯金なんてできません。車がないと生活できないので車の維持費だけで年間何十万です。地方だから食材やガソリンが安いわけではありません。都心部とたいして変わりません」

と地方の負担感を切々と綴っている。その上で、「政府には早急に地方格差をなくす政策をしていただきたいです」と格差是正を訴えた。

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