この動画で学べること
- 地方の物流の課題を「DX」で解決する成功例を知ることができる。
- 地方の課題を「DX」で解決しようとする人がいることが分かる。
こんな人におすすめ!
- 地方企業のDXの事例を知りたい人。
- 地方の物流のDXに関わるために参考情報を探している人。
- 荷主や配送ドライバーとして、使えるサービスがないか探している人。
軽貨物に特化した配送マッチングサービス
この動画ではどんなことが学べるの?
KBC九州朝日放送の「シリタカ!DX」という番組コーナーがあるんだけど、その中で紹介されていた運送業界のDXの事例だよ。
紹介されていたのは「サポロジ」という、軽貨物に特化した配送マッチングサービス。配送の依頼者である荷主と、フリーランスのドライバーをマッチングするプラットフォームだ。
女性社長の大瀬さんは、かつて自分もドライバーとして活動していた人。自社のサービスについて「“Uber Eatsの物流版”というと分かりやすいかもしれない」と言っていたよ。
紹介されていたのは「サポロジ」という、軽貨物に特化した配送マッチングサービス。配送の依頼者である荷主と、フリーランスのドライバーをマッチングするプラットフォームだ。
女性社長の大瀬さんは、かつて自分もドライバーとして活動していた人。自社のサービスについて「“Uber Eatsの物流版”というと分かりやすいかもしれない」と言っていたよ。
具体的にどういうサービスなのかな。
荷主の利用者が、どこからどこへ何を運びたいか、をスマホアプリで入力すると、サポロジが運送可能なドライバーを探し出し、即座にマッチングしてくれる。そのスピードは最速で秒単位で、依頼からマッチング、配送完了まですべて自動化している。
強みは、その時に手の空いているドライバーを使うことができるので、大手にはできない緊急の依頼にも対応できるところ。現在、福岡県で約300台のドライバーが登録しており、依頼が自動で登録ドライバーに一斉通知される。
強みは、その時に手の空いているドライバーを使うことができるので、大手にはできない緊急の依頼にも対応できるところ。現在、福岡県で約300台のドライバーが登録しており、依頼が自動で登録ドライバーに一斉通知される。
「固定費の変動費化」「新規成長分野への進出」も支える
従来はどういうやり方でやってたの?
これまでは、荷主の会社の配車担当者が、運送会社に一件ずつメールや電話して「こういう条件ですが受けてもらえますか」とお願いしていたみたい。サポロジを利用すれば、その分の人件費も不要になり中間コストが削減できる。
運送会社も、これまでは荷主になりそうな会社に営業をかけたり広告を打ったりしていたけど、そういうものが不要になり、空いた時間に対応できる仕事をすることができる。
あるドライバーは、通常の配送先から戻る帰路に、サポロジから依頼された荷物を運ぶことができて収入になるのはありがたい、と言っていたよ。
運送会社も、これまでは荷主になりそうな会社に営業をかけたり広告を打ったりしていたけど、そういうものが不要になり、空いた時間に対応できる仕事をすることができる。
あるドライバーは、通常の配送先から戻る帰路に、サポロジから依頼された荷物を運ぶことができて収入になるのはありがたい、と言っていたよ。
ネット通販の急速な伸びに人手が追い付いていない一方で、ミスマッチによって仕事がないと困っている人もいるわけだからね。
野菜の卸売会を行う会社では、新たな販路を広げるためにネット販売を始めたけど、そちらに人手が必要になったので、これまでスタッフが行っていた商業施設への出荷をサポロジに依頼することにしたのだとか。
スタッフが仕事をすれば固定費になるけど、サポロジなら変動費になる。うまくいけば、今後は生産者からの集荷も、サポロジに依頼しようと考えているという。
この会社にとっては、ネット販売という新規の成長分野に進出することもDXだし、そこに人手を割くためにネットのマッチングサービスを使って、従来型の仕事を外注して効率化する判断もDXといえそうだ。
スタッフが仕事をすれば固定費になるけど、サポロジなら変動費になる。うまくいけば、今後は生産者からの集荷も、サポロジに依頼しようと考えているという。
この会社にとっては、ネット販売という新規の成長分野に進出することもDXだし、そこに人手を割くためにネットのマッチングサービスを使って、従来型の仕事を外注して効率化する判断もDXといえそうだ。
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