CMでよく目にする企業に、消費者は信頼を寄せがちだ。しかし、そんないかにも安心・安全で、しっかりとしていそうな会社でも、こと面接の現場では別の顔を覗かせるケースもあるようだ。(文:KZ)
その会社のCMが流れる度に「さっさと潰れろ!」
神奈川県に住む40代の男性(ITエンジニア/個人事業主/年収1500万円)は今から10年ほど前、CMも打っているとあるコンサル企業の「経験者採用」に応募した。その面接の最中に、不可解な出来事が起きる。
「面接官が面接の最中に途中でその社の人間?(平だと思う)が入ってきて、理由は不明だが、10分以上席を外した。面接官1人なのに」
とつぜん放置された男性は「あ、望まれてないんだな」と悟り、「そのまま帰った」という。この時、心のうちにわいた感情は、失望感と怒りだった。
「正直、CM出すような企業がそういうことを平気でやることにショックを受けた。だったら、初めから呼ばないでほしい。お互いにとって時間の無駄だろうが!そんなこともわかんねーで、何がコンサルなんだか」
思わず口汚く罵ってしまう男性。「以降、経験者採用の面接は受ける気がなくなった」と明かし、面接から約10年が過ぎた今なお、その企業への悪感情は消えない様子だ。
「その会社のCMが流れる度、『さっさと潰れろ!』という思いしかわかない。思い返してみれば、コンサル以外の企業も受けたが、総じてコンサル企業の面談は胸糞悪いものしかなかった」
と恨みつらみを綴った。この一件以降、特定の業種に遺恨を抱く結果となったようだ。
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【シリーズ:失礼な面接官たち】