「君みたいな有名大学卒とは釣り合わないじゃないか!」面接で結婚相手を馬鹿にされた女性の怒り【前編】 | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「君みたいな有名大学卒とは釣り合わないじゃないか!」面接で結婚相手を馬鹿にされた女性の怒り【前編】

画像はイメージ

面接は仕事の適性を見るもの。家族のことをどうこう言われる筋合いはない。宮城県に住む20代後半の女性(教育・保育 正社員・職員/年収250万円)から、結婚に勝手なダメ出しをされた面接エピソードが寄せられた。

女性は転職エージェントを通して「最初は建築事務所のコンサルタントとして応募し」一次面接に臨んだ。とんとん拍子に話は進むかに見えたが……。

「相手は何の仕事をしてるんだ?会社名は?」と会長

「人事部長と、常務、会長の3人が面接官でした。主に部長が質問し、常務と会長は私が答えた内容について深堀りする形でした。常務は会長の娘さんのようで、会長の長い話を程よく切ってくれました」

と面接を終えた時点での感触は悪くはなかったようだ。翌日エージェントから電話があり、「採用したいのだが、建築事務所ではなく、その会社が経営している老人ホームの総務課長としての仕事になる」と告げられた。

「老人ホームの改善をしてほしいということで、面白そうだと思い、会社に入りたい旨を転職エージェントに伝えました」

と採用が決定した。エージェントから「何か聞いておきたいことはありますか?」と連絡が来たため、「国際結婚をする予定なので、有給休暇をまとめて取ることは可能でしょうか?」と聞いたという。

「フィリピン人の婚約者がおり、就職したのちに結婚する予定で、相手の家族に会いにフィリピンへ旅行する計画を立てていたためです」

エージェントからは「1週間ほどまとめて取ることは可能なようです」と返事が来て、その時には何も言われなかった。しかし、後日その老人ホームに見学に行ったところ

「入ってすぐ常務の方に、『ちょっと国際結婚のことで話があります』と言われました」

と謎の呼び出しをされた女性。茶室に入ると、会長からこんな叱責を受けてしまう。

「『国際結婚なんて大事なことなんで最初に言わないんだ!相手は何の仕事をしてるんだ?会社名は?』などと結婚相手の個人情報を聞かれた挙句『君みたいな有名大学卒とよく分からん配管工じゃ釣り合わないじゃないか!親は何て言ってるんだ?』などと要らないお節介を述べられました」

女性は旧帝大卒で、「結婚相手は技能実習生として来日し、配管工として働いていました」ということだった。会長の暴言に近い叱責はこれにとどまらず、女性はある決断を迫られることになる。【後編へ続く】

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. マッチョ男性、駅で“ぶつかりおじさん”を跳ね返す!? 「胸囲115cm、体重95㎏」ぶつかってきた相手が転落しそうになり焦る
  2. 社長面接で「いらんいらん、帰って」と言われた男性 数年後、その会社の営業マンが来てお断り
  3. 会計で「クレジットカードを返されてない」と本社に猛クレーム 防犯カメラを確認すると…
  4. 新宿駅で「ぶつかりおじさん」に遭遇した格闘技経験者の男性 回避行動を取ったら「相手は肩から前のめりに地面に突っ込む感じで見事に転げました」
  5. コンビニで「割引しろ!」と迫る悪質クレーマー、翌日も来店して警察の御用になる【後編】
  6. ラブホ清掃を2日で辞めた女性 「コップを洗って拭くのは、使用した枕カバーを裏返して…」
  7. メロンゼリーを買ったのに「メロンが嫌いだから返金しろ」まさかのクレームに店長がとった毅然とした対応
  8. 面接官に「素人」呼ばわりされた30代男性、ピシャリと言い返す「天狗になるのもいい加減にしなさい!」
  9. "女だから"職場で受けた理不尽すぎるハラスメント「普通は産休取らないでしょ」「流産して上司に怒られる」
  10. かわいそう? マンション購入した途端、地方に飛ばされた上司 一緒に働く男性が左遷に納得してしまった理由

アーカイブ