「最低賃金が上がったら現場の人員が半分に。仕事量が2倍になりました」理不尽な職場【後編】 | キャリコネニュース
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「最低賃金が上がったら現場の人員が半分に。仕事量が2倍になりました」理不尽な職場【後編】

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理不尽な職場を振り返る40代男性(鹿児島県/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収150万円)。地元で有名な清掃会社で働いていたが、会社の都合で急に勤務地が遠くなったのに交通費が出なかったり、男性なのに女性トイレや女性患者の個室の清掃担当にされたりと、次々とひどい目に遭っていた。

特に致命的だったのは、

「県の方で最低賃金値上げとなったある日、突然現場の勤務人数が半分に減らされました。ただでさえ忙しいのに、仕事内容が2倍近に」

という出来事だ。(文:福岡ちはや)

倒れて3日間入院後、退院してすぐ「ニコニコして清掃する上司」

当然、人手が足りず「16時終了が20時でも終わらない事態になった。しかもサービス残業」というから4時間も無賃金労働を強いられたことになる。

男性が上司に「無理だ」と訴えると、「次の日からは担当の部屋を半分ずつ(清掃)でいい」と指示を受けたそうだ。

「今日ここを清掃したら、隣りの部屋は明日やるみたいな感じ。それなら楽だなあ、と思ってたら病院側が激怒」

病院の了承を得ていなかったのだろう。その後「現場の人間が怒られる」という、さらなる理不尽が待ち受けていた。

しかも被害者は現場の清掃員たちだけではなかった。現場責任者として毎朝5時から18時まで作業していた上司が、あるとき「倒れて現場の病院に入院」という事態に。しかし、上司は完全に会社の奴隷と化していた。

「金曜から日曜まで入院して、次の月曜日また朝5時から勤務する上司。ニコニコして清掃する上司の姿を見て、退職を決めました。5か月勤務でした」
「ちなみに介護施設の交通費は、そこ担当の別の上司からいただきましたが明細がなく、おそらくその方の自腹」

会社が負担すべき経費を従業員が負担するなど、あってはならないことである。男性は、

「辞めるときも退職届を持って行ったら、事務が『専用の書類がある』と。改めて退職届用紙に記入しましたが、その文面に『二度と貴社に戻りません』という文言があり、笑ってしまいました」

と綴った。そのような文言がなくても、一度辞めた人はもう二度と戻っては来ないだろう。

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