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「パフェはおいしかったよ」入院中に食べ物の写真を送ってくる友人と絶縁

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つらいときこそ、友人、恋人、夫婦…といった関係性の真価が問われるものだ。

40代前半の女性(埼玉県/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)が「高所から落下し足を骨折」してしまったときのこと。

「救急車も出動し、そのまま入院となりました。手術もし、リハビリと長い入院生活となってしまいました」

と、相当な怪我だったことが窺えるが、そんな女性に対し、長年の友人は信じられない対応をしたという。一体、何があったのか。(文:長田コウ)

退院時、「おめでとう」の一言もなし

友人とは30年の付き合いだというが、女性が「遠方に稼いだこともあり、たまの電話と、LINEで連絡」を取り合っていた。会えない距離になっても、連絡をとり続けるとは、よほど仲が良かったのだろう。

しかし、女性が絶縁を考えるきっかけとなる出来事が起きる。それは、女性が「入院中LINEで、高所から落ちて入院した」と友人に伝えたときだった。友人からの返信には

「『お大事にして下さい』のみ」

さらに、こう続けた。

「どういう感じの怪我をしたのか、大丈夫なのか?とか何も聞いてはこず、その後も私が何か送っても『お大事にして下さい』、という30年も付き合っていたとは思えない、そっけないLINEのみ」

いくらなんでも冷たすぎる態度だ。しかし、入院中で心細かっただろう女性の心をえぐる出来事はこれだけにとどまらなかった。

「自分は今日はこんな物を食べました、とおいしそうな食事の写真を送ってきたり、楽しそうな話題のLINEばかり。パフェはおいしかったよ、など。私のことなんて、どうでもいいような感じでした」

「病院食で甘いものなど食べられない」女性は、そんなメッセージを見ていい気持ちはしないだろう。そんなとき、女性はふと、あることに気付いた。

「この人はいつでも自分のことばかりだった」

当然ながら、女性が「退院してからも、おめでとうの一言」もなかったという。あまりにも自分勝手な友人に絶望したことだろう。

「こちらの状況はもう退院しました、の一言と詳しいことは知らせず、天気の話題など、当たり障りのない話題で終わらせました」

そして、最後に女性はこう締めくくった。

「思いやりのない人だな、と思いました。ブロックなどはしませんが、私から連絡することはもうないと思います」

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