優秀な社員は「心が折れて退職してしまいました」 経営者一族に嫌われると有休もまともに取れない会社 | キャリコネニュース
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優秀な社員は「心が折れて退職してしまいました」 経営者一族に嫌われると有休もまともに取れない会社

画像はイメージ

人によって休みやすさに違いがあるような職場は勘弁願いたい。群馬県の30代後半の男性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収550万円)の勤め先では、上司に気に入られている社員は休み放題で、嫌われている社員は有給休暇の範囲内で休んでいてもサボり扱いされるという。

「よくある話ですが、完全な一族経営の職場で、その一族に嫌われたら何をしても一向に評価は上がりません。逆を言えば気に入られさえすれば何をやってもOKということになります」

男性曰く「とても仕事のできる、周りからも信頼の厚い社員」は、なぜか一族のうちの1人から嫌われ、事あるごとに怒鳴りつけられていた。

「なぜ金曜日に休むんだ!サボりだろ!」

その社員は優秀なのに、かなり理不尽な目に遭っていたそう。あるとき家の都合で、隔週で金曜日に休んでいたら、それに対して「なぜ金曜日に休むんだ!サボりだろ!」と咎められたことも。そばで見ていた男性も胸糞悪かっただろう。

「この人はサボるような人ではなく、真面目に仕事もしてたし、休みも確かに金曜日が多かったですが、有休の範囲内できちんと収めていました。それなのにこんなことを毎回言われ、そのうち心が折れてしまい退職してしまいました」

仕事のできる社員に辞められれば会社がダメージを受けるのに、一族は何を考えているのだろうか。その一方で、一族に気に入られている社員はやりたい放題だという。

「ある気に入られている社員は、支給された有休をわずか数か月で使い切り、さらに有休が終わると欠勤を当たり前のようにしています。有休と欠勤を合わせると、年間で60日以上休んでいます」

土日祝日以外に、単純計算で毎月5日ほど休んでいることになる。そんなに休んでいるのに、「一族になぜか気に入られており、特に何のお咎めもなし」。欠勤扱いで給料が減っているならともかく、そういうわけでもなさそうだ。

しかも休みの理由が理解し難い。

「少し何か嫌なことがあるとすぐ休んでおり、仕事を一緒にする身としてはとても迷惑です」

さんざん同僚に迷惑をかけておきながら、「何ならこの前出世しました」と男性は呆れたように明かした。怒りを通り越し呆れ果てているのは男性だけではない。

「周りからすれば、『なぜこいつを上に上げてしまうんだ』と当然の意見が出ています。出世したこの人が休んでしまうと、今度は管理業務まで誰かがフォローしなければならなくなります。ただでさえ忙しいのに勘弁してほしいです」

ただでさえ腹立たしいのに余計な仕事が回ってくるとは、勘弁して欲しいだろう。

「人によってここまで態度を変える会社、闇だと思います」

「3代目が会社を潰す」という言葉があるが、この会社は果たして何代続いているのだろうか。

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