部下にメール転送して丸投げするだけで「コーチング」だという上司に「これはコーチングとは言わない」と抗議した結果 | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

部下にメール転送して丸投げするだけで「コーチング」だという上司に「これはコーチングとは言わない」と抗議した結果

画像はイメージ

画像はイメージ

管理能力のない上司のもとでは、部下は苦労を背負いこむことになる。東京都に住む30代の女性は「出戻りで入社した上司」に不満が溜まり、会社を退職したと語る。上司の口癖は、

「この会社のこういうところが良くない」
「あの人は頑固だから話したくない」

など「会社の不満ばかり」だった。それについて改善するのかと思えば、「そんな動きは微塵もありませんでした」というから、女性がうんざりするのも無理はない。(文:真鍋リイサ)

上司のせいで「毎日22時過ぎまで残って仕事をしても間に合わない」

愚痴を言うだけの上司は、面倒な仕事は部下に丸投げしていたようだ。

「仕事の仕方はコーチングスタイルと本人は言っていましたが、実際には関係部門や取引先から来た面倒な仕事のメールを部下に転送するだけ。直下にいた私の業務負荷はどんどん増えていき、毎日22時過ぎまで残って仕事をしても間に合わないほどに膨らんでいました」

コーチングスタイルには色々な分類があるが、部下に仕事をとりあえず渡して自分で考えさせる、という方針だったのだろうか。ただ、部下のキャパを考えずに雑に丸投げするのと変わらなかったようだ。一方の上司は「いつも定時で帰っていく」そうで、それを「恨みの籠もった目で見ていました」と明かす。上司は部下の過重労働をきちんと管理、調整しなければならなかったはずだ。女性も黙ってはいなかったが……。

「何度かその上司に対し『これはコーチングスタイルとは言わない、業務の振り方を見直してほしい』と伝えましたが、全く変わらないどころか人事から『上司に対しての態度を見直せ』と意味不明な忠告をされ、だったらとその場で退職の意向を伝えました」

人事にまでこんな注意を受けたら、今後改善の余地はないと絶望するのも仕方ない。

「過去一番役に立たず、それどころか足を引っ張る上司でした。周りからの評判もかなり悪かったです」

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. ラブホ清掃を2日で辞めた女性 「コップを洗って拭くのは、使用した枕カバーを裏返して…」
  2. 本社にクレームをいれたら、近所のコンビニが潰れてしまった話 ソフトクリームに文句を言ったところ……。
  3. 新宿駅で「ぶつかりおじさん」に遭遇した格闘技経験者の男性 回避行動を取ったら「相手は肩から前のめりに地面に突っ込む感じで見事に転げました」
  4. 会計で「クレジットカードを返されてない」と本社に猛クレーム 防犯カメラを確認すると…
  5. 「さっき下ろしたはずのお金を受け取っていない!」 金融機関にまさかのクレーム 監視カメラを確認すると…
  6. 学歴コンプのパワハラ上司に嫌がらせをされまくった国立大卒男性 転職して「今はあの会社を使う側になった」と立場逆転
  7. 面接で「時間の無駄」と5分で落とされた女性 その後、発注側の企業に就職して立場逆転
  8. 汚すぎる上司「お風呂が嫌いで前日のスーツのまま出社。鼻をほじって口に運び……」  取引先にも指摘されてしまい……
  9. 「あなたの日本語おかしいわね、日本人?」と電話口でクレーム → 「ご予約いただかなくて結構です」とお断りした男性
  10. 従業員のボーナス20%カット→社長は「100万円のテレビ」や「ドイツ車」購入 「アホらしくなって退職しました」と語る男性

アーカイブ