まるで奴隷扱い…商品を取りに行く店員に「走りなさいよ!」と怒鳴りつけるクレーマーの記憶

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一度見た衝撃的なクレーマーの様子は長く記憶に残っているようだ。投稿を寄せた愛知県の女性(70歳~)は、まだ若かった頃に「大きな服地屋さん」で遭遇したクレーマーについて書いている。(文:長田コウ)
「多分60歳位の女性だったと思いますが、凄い大きな声で怒鳴っているのが見えました。遠目に見ていたら、男性と女性の店員さんにヒステリックに怒鳴っていて2人ともうつむいているのが見えました」
「まだ若かった私は怖かった記憶があります」と振り返る
その女性客の怒りは収まらなかったようだ。
「1人の店員さんが言われた商品を取りに行こうと歩き出したんですが、その女性が『ダラダラ歩いてるんじゃなくて走りなさいよ!』と叫んたので店員さんは走って行きました」
店員は言われるがままに走って商品を取りに行ったという。客だからといって、店員に命令するような態度は許されるものではないだろう。女性は、「中年女性がお店であそこまでヒステリックに叫ぶのを見て、まだ若かった私は怖かった記憶があります」と、当時の恐怖を振り返っている。
最後に「クレーマーという言葉はまだ一般的ではなかった時代です」と書いているように、当時はこうした客の振る舞いを的確に示す言葉がなかったのかもしれない。しかし、理不尽な言動が人の心を傷つけることに今も昔も変わりはない。
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