「女性登用は『女性』が対象なんだぞ」50代女性に人事が放った屈辱の暴言 | キャリコネニュース
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「女性登用は『女性』が対象なんだぞ」50代女性に人事が放った屈辱の暴言

画像はイメージ

画像はイメージ

職場でいわれた言葉が、時にキャリアへの意欲さえも根こそぎ奪い去ってしまう。投稿を寄せたのは事務・管理の50代女性。最近の風潮である「女性登用」の波に自身が乗れないことに、強い不満を抱いていたそう。

周囲の女性たちが次々と役職に就く中で、自分にだけ声がかからない現状を打破しようと、人事の責任者に直談判したという。

「あのな、よく聞けよ?」

「まわりの女性はどんどん登用されてくのに、どうして私は役職につかせてもらえないのですか!?」

強気に理由を問いただした女性に対し、人事の「偉い人」が放った言葉は、耳を疑うようなものだった。

「あのな、よく聞けよ? 女性登用というのは、『女性』が対象なんだぞ」

「女性らしさが足りない」とでも言いたかったのだろうか。冗談のつもりだったのかもしれないが、到底許される発言ではない。女性が「冗談にしても相当失礼ですよね!!」と怒るのは当然だ。個人の能力や実績に向き合わず、不適切な揶揄で煙に巻こうとする姿勢からは不誠実な企業体質が見える。

「そんなことも知らないの?」

同じく投稿を寄せた40代女性(技能工・設備・交通・運輸)。ある日、湿度が高かったので休憩室の空気を入れ替えようと窓を開けたところ、いわゆる「お局様」から激しい非難を浴びたという。

「湿気あるのに何で窓開けたの? 4◯歳にもなってそんなことも知らないの?」

換気と湿気のどちらを優先するかは状況次第であり、意見が分かれることもあるだろう。しかし、わざわざ年齢を引き合いに出して攻撃する必要があったのだろうか。

女性は「勝手に無知な人呼ばわりされた」と振り返る。ドライバーとして日々ハンドルを握る彼女にとって、休憩時間は本来、心身を休めるための貴重なひとときだったはずだ。そんな場所で、重箱の隅をつつくような嫌味を言われては、仕事への活力も削がれてしまうというものだ。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

アーカイブ