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採用面接は求職者がその企業を見極める場でもあるが、中には耳を疑うような条件を突き付けてくることもあるようだ。投稿を寄せた東京都の50代女性(事務・管理/年収450万円)は、ある企業の面接で「読書が好きか」と尋ねられた。一見、ありふれた質問にも思えるが、その後に続いた言葉があまりに衝撃的だった。(文:長田コウ)
「社長の代わりに、送られてくる本を読んで感想文を書くという、宿題の下請けというか、ゴーストライターの業務があると言われました」
「左利きって分かってたら採用しなかった」
女性が憤っているため、本来の業務と無関係の仕事だったのだろう。社長の個人的な「宿題」を肩代わりさせるような公私混同に、かなり困惑したことがうかがえる。
一方、個人の身体的な特性を理由に不当な扱いを受けたケースもある。福島県の50代女性(サービス・販売・外食)は、左利きであることを理由に面接で心無い言葉を浴びせられた。
「面接では筆記試験は出来ましたが、『左利きだと見栄えが悪いので直せないですか?』と面接で言われました」
女性は幼い頃から左利きで、「熱でなったので右利きに直せませんでした」と事情を語る。それにもかかわらず、ほかの場面でも「左利きって分かってたら採用しなかった」「日本人は右利きですよね?」などと、心無い言葉に傷つき続けたという。
利き手はその人の個性であり、業務に支障がない限り尊重されるべきものだ。「見栄え」などという主観的な理由で矯正を迫ったり、採用の可否を判断したりするのは、多様性が重視される現代において時代錯誤と言わざるを得ない。
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