
画像はイメージ
営業にしろ内勤にしろ、度を超したノルマは地獄でしかない。投稿を寄せた40代女性(食品製造業の現場事務)は、かつて勤めていた会社での惨めすぎる経験を振り返った。
当時その会社では、「社長と会長親子」の発案で、内勤スタッフにも「ギフトの販促ノルマ」が課されていた。最初は「営業3万円、内勤1万円ほど」だったが、ある人物の登場で状況は一変する。(文:湊真智人)
「3倍頑張ろうキャンペーン」でノルマ激増
その人物とは「会長の兄」であった。突如「副社長」に就任したという彼は、とんでもない方針を打ち出したのだ。
「『3倍頑張ろうキャンペーン』と言って、急に『営業10万円、内勤3万円』にまでノルマを引き上げた」
内勤で3万円の自社製品を売るというのは、決して簡単なことではない。しかも、達成できなければ「減給されたり人事評価に傷がつく」というペナルティ付き。まさに地獄のような環境だが、当時の女性にはこの仕事を辞められない切実な事情があった。
「父は他界済みで、遺された病気の妹と学生の弟の面倒を見ないといけなかった」
家族を養う責任を背負っていた女性は、なりふり構っていられなかった。ノルマをクリアするために、本来なら頼りたくなかった周囲の人々にまで頭を下げ続けた。
「遠縁の親戚と友人達にまで土下座したこともあった」
「惨めなこと極まりなかった」
寿退職の直後に届いた「副社長の訃報」
その後ようやく解放の日が訪れた。きっかけは「今の旦那との出会い」で、そのまま「寿退社」したのだという。女性が抱いた解放感や幸福感は計り知れない。
一方で、女性が必死の思いで支えていた会社だが、その元凶ともいえる副社長には皮肉な結末が待っていた。
「私が寿退職した直後に、副社長にはお迎えが来た」
これに女性は「『もっと早くに(お迎えが)来てほしかった』と不謹慎ながら思ってしまった」と書いている。それほどまでに追い詰められていたということなのだろう。
※キャリコネニュースでは「「こんな仕事はもう嫌だ!」と思った瞬間」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/VCVTLNRW
「うどんがヌルかったぞ!」牛丼屋で衝撃クレーマー客 店員のまさかの一言で退散【実録マンガ】


