「村人全員に話しかける、アイテムもコンプ」完璧主義すぎてゲームがしんどい、という書き込みに思うこと | キャリコネニュース
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「村人全員に話しかける、アイテムもコンプ」完璧主義すぎてゲームがしんどい、という書き込みに思うこと

画像はイメージ

1997年、僕がまだ小学6年生の頃のこと。当時僕は『ファイナルファンタジーVI』に夢中だった。この頃はもうプレステも出てたし、続編の『ファイナルファンタジーVII』もあったんだけど、スーファミしかなかったうちでは周回遅れの『FFVI』が主力だったのである。(文:松本ミゾレ)

本作はドット絵で表現されるFF最終作ということもあって、これまでの作品の集大成のような側面もあり、ジョブチェンジこそないものの、個性的なジョブを持つキャラクターを使用可能だ。

ガウの「あばれる」コンプリートを目指したが……

それぞれに特技もあるが、その特技をコンプするのが結構難しいというか、取り忘れが起きやすい仕様だった。

モグの場合は「水のハーモニー」が崩壊後は習得不可なので、崩壊前にナルシェで仲間にしてから、レテ川に飛び込んで水辺での戦闘をする必要がある。そこから蛇の道経由で陸地に戻るんだけど、結構な長丁場なんだよね。

あとは、ガウかなぁ。獣ヶ原に出現するモンスターに「とびこむ」をすることでガウが固有アビリティの「あばれる」で使えるモンスターの行動を記憶する。その関係上、作中に出現する雑魚モンスター全部とエンカウントしなければコンプができないという形になる。

当然、遭遇し忘れることが頻発するもので、例えば僕の場合は一度しか行けない魔列車の中に出るオーバーソウルとかいうアンデッドと出会いそびれたことに、最後の最後で気が付いて泣く泣くやりなおした。

今思えば「別にいいじゃん、どうせ使わない技だし」って感じなんだけど、当時は「要素として存在するものを取り逃すのはプレイヤーの怠慢」みたいなことを本気で思っていた。
そういう子供だったのだ。

とはいえメタ的に言えば本作って魔石ラグナロックと武器としてのラグナロク、入手できるのは2つに1つなので、結局完全コンプって無理なんだけどね。あと「ちぬられたたて」が255回戦闘後に「えいゆうのたて」になるので、こちらも二者択一だし。

こういうことに気が付くと、徐々に「ああ。じゃあ別にコンプしようとしなくていいんだな」と思えるようになった。そして現在。僕はゲームをやるにあたって、コンプリートとか考えずに適当に遊ぶようになっている。

そもそもコンプリートが到底無理なゲームをやってみよう

しかし、世の中には今現在もまさに、かつての僕のようにやたらと完璧を求めてしまい、疲弊しちゃってるプレイヤーもいるようだ。ガールズちゃんねるに「ゲームでの完璧主義をやめる方法」というトピックが立っていたのが、昨年末のこと。これを立てた人物の声を引用したい。

「昔は細かいことにこだわらず純粋に楽しんでいましたが、今は1つでもアイテムを取り逃がさないように隅々まで探索、村人全員に話しかける、各ステージを☆3でクリアするまで先には進めないなど、全て完璧にこなそうとして義務感が出てきてしまいすぐに飽きてしまいます。このプレイスタイルをやめてゲームをもっと気楽に楽しみたいのです」

と、こんな具合で現在進行形で完璧主義に陥り、四苦八苦しているようなのだ。どうしたらこの人を救済できるのだろうか……。

色々と考えたが、やっぱり考えてみると、こういう人がやっているゲームって明確なコンプリートのゴールがあるんじゃないかって思うんだよね。昔は、やろうと思えば武器や技の完全コンプリートが可能というタイトルが存在していた。なので、なまじその目標が現実的であるからこそ、ついつい躍起になる。

ところがゲームも進化して容量も大きくなっていくと、今度はもう抱えきれないようなアイテムやらスキルが解禁される。すると物理的に、コンプとか言ってられない事態になる。

『GTA5』で走ってる車全部集めて云々とか、『Fallout76』でユニークアイテム全部集めるとか、ちょっと考えるだけでも「無理じゃん?」と気付けるぐらい、今のゲームはやれることが多過ぎる。コンプとか、完璧主義とか言ってられないようなゲームも随分増えてきた。

なので、この悩めるゲーマーさんには是非、そういったゲームに挑んでもらいたい。流石に早晩、完璧主義を手放すこととなるはずだ。完璧なんか求める前提のゲームデザインになっていないのだから、考えるだけ意味がないことだし。

あと、僕が子供の頃にコンプに躍起になっていたのって、今より集中力があったこと、そして暇だったことがある。暇だと余計なことばかり考えてしまいがち。

完璧を求める根本原因は、そんなことを思いついてしまうぐらい暇ってことにそもそも原因があったりするので、高橋名人の受け売りになってしまうが、ゲームは1日1時間で切り上げて、ゲーム以外の遊びにもいっぱい目を向けた方がいいぞ!

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 「昨日はうるさかったね」夫婦の寝室に聞き耳を立てる義母…地獄の同居生活から逃げた女性の回想
  2. 「マイホーム買ったけど誰も客が来なかった」良かれと思った客間が“使われない部屋”になる切ない住宅事情に反響
  3. 「あなたがやったんですよね?」ドラッグストアで犯人扱いされた男性 事務所連行されるも、防犯カメラを確認すると……
  4. 新幹線の終電を寝過ごし、目覚めたら新青森! 絶望した男性を救った駅員の言葉
  5. 我が子が突然「理解不能な言語」を喋りだした〈タワマン暮らしの衝撃〉
  6. 「新型アルファードが買えたんですよ」大声の自慢に辟易…世帯年収2300万の男性が語る「収入が高い人ほど、そういう話をしない」
  7. 「2、3人の女性が吹っ飛んでいました」渋谷駅で“ぶつかりおじさん”を撃退!「動画に撮りました。暴行罪であなたを警察に連絡しますね」と言ってみたら……
  8. 世帯年収1500万でも「車なし」の東京共働き夫婦 一方で「特にお金に困っていません」と語る地方の30代男性のリアル
  9. 「右脚、すごく短くないですか?」店員に何度も言われて困惑、怒った女性が反撃するも……【実録マンガ】
  10. 「釣りに行く」と嘘ついて不倫していた夫 尾行するとラブホテルに車が駐めてあって……【前編】

アーカイブ