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仕事が原因のケガは雇用形態にかかわらず労災の対象になる。それにもかかわらず、 企業が隠蔽しようとする行為は“労災隠し”と呼ばれ、決して許されるものではない。
福岡県の40代女性は投稿を寄せ、給食調理の現場で起きた凄惨な事故を振り返った。器具の洗浄にアルカリ性洗剤を使用していた際、手首に洗剤が付着したことに気づかず作業を続けたという。「なんか手首がヒリヒリするな?」と思いつつ過ごした翌日、
「気づいたら膿が出て傷口がドロドロになってて……」
と衝撃を受けた。あまりの痛みに皮膚科を受診すると、「化学熱傷ですね。わかりやすく言うと化学やけどです」という診断を下されたそうだ。(文:天音琴葉)
「領収書持ってきて」と私費で済ませようとする社長
「え?何それ?と思い、説明を聞くと、アルカリ性の洗剤は皮膚に付くと化学やけどを起こしますとの事」
皮膚に深刻なダメージを与えるのを防ぐには、適切に保護具をつけることが必須だったのだ。
医師から「仕事中の怪我なので労災になる。会社に報告して、労災にするか決めてください」と言われた女性は、すぐさま会社に報告した。しかし、返ってきたのは労務管理を担うトップとは思えない、あまりに無責任な提案だった。
「あー、労災にするのはアレだから労災にはしないけど、医療費は払うから領収書持ってきて」
社長は公的な手続きを避け、内々に金銭で解決しようと判断したのだ。女性は
「え?は?労災にしないの!?」
と驚愕し、その瞬間に「あー、この会社、ダメだ、辞めよう」と静かに悟ったという。
ちなみに労災扱いにするかどうか決めるのは労働基準監督署であり、会社が拒んでも本人が直接申請することは可能だ。
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