社長から灰皿を投げつけられるも「今ではいい思い出です」 不正を拒否して5段階降格、契約社員にされた男性の体験【後編】 | キャリコネニュース
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社長から灰皿を投げつけられるも「今ではいい思い出です」 不正を拒否して5段階降格、契約社員にされた男性の体験【後編】

画像はイメージ

過酷な労働環境で働き続けた先に、得られたものは会ったのか――。

投稿を寄せた埼玉県の40代男性が、15年ほど前に勤務していた不動産会社での”やばい日々”を振り返った。前編では、年末年始の連休中にも自ら出社して営業し、それを称賛されるなど、感覚が麻痺していく異常な職場の実態を紹介した。やがて男性が退職を決意する決定的な出来事が起きる。

「自分がやったことにして責任をとれ」

退職の決定打となったのが、会社側が行っていた不正の押し付けだった。会社の指示で客のふりをして不動産サイトに自社の高評価コメントを書き込んでいたところ、サイト管理側の監査で不正が発覚した。

たまたまその時間は男性のPCの履歴があったため、会社は「自分がやったことにして責任をとれ」と要求してきた。

「それを拒否すると、社長の一声で私の社員ランクは入社時のランクに5段階落とされ、それでも拒み続けると、正社員から契約社員に降格されました」

会社ぐるみの不正を個人に押し付け、従わなければ降格という対応に、男性は強い違和感を覚えたという。これを機に退職を決意し、社長室に呼び出されることになった。

「会社の不正や勤怠の不正を洗いざらい世間に公表して戦うか、このまま退職を認めるかどっちにするか」

そう迫られた男性だったが、最終的に退職という形を選んだ。

「社長を侮辱してから社長室を出ようとすると……」

社長から「お前の顔はもう見たくない。出て行け」と言い放たれ、そのまま退職となったが、その直後のやり取りは衝撃的なものだった。

「ここで表現はできないような言葉で社長を侮辱してから社長室を出ようとすると、来客用の灰皿を投げつけられたのは、今ではいい思い出です」

男性は最後に、同じような環境にいる人たちへ向けて警鐘を鳴らしている。

「みなさんにお伝えしたいとすれば、そういう会社ってあるものなので、よく下調べをすることと、黒い会社に自分が染まっていくと、『休み返上で売り上げ作る俺スゲー』とか、『連続出勤している俺かっこいい』とか思いはじめると、それはもうブラック症候群です。命を落とす前に転職することをお勧めします」

異常な環境に長く身を置くことで、いつの間にかそれを「当たり前」だと感じてしまう。身体を壊しては元も子もない。おかしいと気づいたら早めに逃げるしかないだろう。

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