
画像はイメージ(AIで作成)
職場の理不尽なルールやパワハラに苦しめられた経験を持つ人は少なくない。千葉県の30代女性(事務・管理)は、新卒で就職した呉服屋での常軌を逸したエピソードを投稿で明かしてくれた。
女性が新卒で入社したその呉服屋では、店に立つときは基本的に着物を着るという決まりがあった。しかし、新卒で自分の着物など持っているはずもない。
「会社の着物をはじめの研修の時に購入させられます。(といっても正絹ではなくプレタなので着付け道具も併せて購入させられ、3万円くらいを自分の売り上げとされ、給料から毎月天引きされました)」
完全な自爆営業で、長くかかわってはいけない雰囲気が充満している。(文:篠原みつき)
休みの日に休むと「予算達成してない奴らが休んでいいわけないだろ」
自腹購入だけでも十分におかしいが、店長の横暴にも耐える日々だった。
「ポスティングを強要され、ポスティングの紙にはお菓子をくっつけろと指定されます。本来は経費で落ちますが、店長に持っていくと、『こんなもの本当は自分で出すもんだろ、自分の時にはこんなの経費として提出しなかった』と嫌味を言われます」
さらに異常なのは、休日に関する会社の認識だ。シフト制であるため、自分の休日に休むのは当然のこと。しかし、店長は朝礼で信じられない言葉を放ったという。
「なんでお前らは休みの日に休むんだ」
先輩が「自分が休みの日なので、休みます」と当たり前のことを伝えると、店長はこんな「すごいこと」を言い放った。
「予算も達成してない奴らが休んでいいわけないだろ、予算達成してない奴は基本休みも出勤して売上作るんだよ」
その後は、休日出勤を強制してきたという。
「今日なんで出勤してこないの!?店長に怒られるよ!!」
「紙に記載」の勤怠管理もデタラメだった。実際の出勤時間や退勤時間を書くことは許されず、開始15~10分前を記載、閉店から15~10分で退勤したことにしろと言われたという。
「レジを開けるのだけでも機械の起動も併せたら15分かかりますし、着物も着ないといけませんがサービス残業をするしかありませんでした」
また毎月行われる大きなイベントの際はさらに過酷を極めた。イベント前は絶対に連勤となり、シフト上は「休み」となっている設営日にも出勤を強要された。
「一度、疲労しすぎて設営日が休みの日に朝起きられませんでした。すると同僚の先輩から、『今日なんで出勤してこないの!?店長に怒られるよ!!』という電話が来ました」
休日に無償労働をやらされ、「自分の給料は全然増えないのに自由な時間は減り続け」という日々だった。イベント後の打ち上げも、飲食店で「お通夜みたいな感じ」で行われる説教の場と化しており、お店にも迷惑をかけていたようだ。
そんな中、ついに決定的な出来事が起きる。【後編へ続く】
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【後編はこちら】新卒で無法地帯の会社に就職「やる気が見えないから給料2万円引く」退職理由は「1000万円売り上げてボーナス6万円」だった女性


