妻が臨月なのに「はぁ? お前何言ってんの?」と社員旅行に強制参加 出産後も「無事に生まれたならいいだろ」と言う上司

画像はイメージ(AIで作成)
ハラスメントという言葉すら定着していなかった時代、職場の理不尽な命令に耐えるしかなかった人は少なくない。
投稿を寄せた埼玉県の40代男性は20年以上前、紳士服店で営業として働いていた。勤続5年の表彰旅行として、会社主催で同期たちと箱根へ行くことになっていたが、当時は妻が臨月を迎えており「この数日で生まれるかもしれないとお医者様から言われていた」と振り返る。(文:篠原みつき)
「今更キャンセルとかありえないから」
男性は旅行をキャンセルしようと上司に申し出たが、あっさり突っぱねられた。
「はぁ? お前何言ってんの? まだ生まれたわけじゃないんだろ? キャンセル代だってかかるんだからわがまま言ってないで行って来いよ。今更キャンセルとかありえないから」
結局、「なんとか戻るまで待ってくれないかと祈っていました」というが、幸い旅行前日に妻が産気づき、医師から「たぐいまれに見る安産でした。」と言われるほど無事に出産した。ところが、出勤していた男性への上司の対応は冷淡そのものだった。早退を申し出た男性に対して、
「無事に生まれたならいいだろ」
そう言い放たれ、認められなかったのだ。
人事部長「なに? こんなところに来ている場合じゃないだろ」
職場の先輩やパートたちが「閉店処理をやるから早く行け」と気を利かせて先に帰してくれたが、病院に着いた時には面会時間が終了。結局、生まれたばかりの我が子に会えないまま、翌日からの社員旅行に参加する羽目になった。
しかし、旅行先の宴会で事態は急展開する。人事部長にあいさつし、前日に子どもが生まれたことを報告すると、上司とは真逆の反応が返ってきた。
「『なに?こんなところに来ている場合じゃないだろ』と、上司とは反対に常識的なことを言っていただいた」
翌日、旅行から帰った男性は同僚の飲み会を断って病院へ向かい、出産から2日目にしてようやく次男との対面を果たしたという。当時は「上司の言葉は絶対」という社員教育だったため逆らえなかったと回想する男性。最後に、この件で思うところをこう書いている。
「今思い返すとムカつきが収まりません。男性の育児休暇も取得強化され、今はいい世の中になったものだと思います」
※キャリコネニュースでは「出産時にムカついたエピソード」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/BFT58HCC
「お前どこにいるんだ、会社に来い!」海外出張中、社長から怒鳴られ…年収950万円の営業マンが絶句したワケ


