290円の牛丼も贅沢品! 転職できない40代男性のリアルな貧困事情

男性の貧困も深刻だ

男性の貧困も深刻だ

ここ最近、貧困女子や子どもの貧困がメディアに取り上げられて話題になっているが、悲惨な状況にあるオジサンもいる。年収300万円で一家4人を養っている鎌田孝太郎氏(仮名・45歳)に話を聞いた。現在は埼玉県の中核都市に住み、都内のめがね販売店で販売と事務を行っている。

「この年で年収300万円じゃ、切り詰めて生活せざるを得ませんよ。お昼ご飯はもっぱらスーパーの特売で買った88円のカップ麺をすすってます。290円の牛丼すら贅沢品ですよ。中学生の子どもがいるのですが、給食費も滞納しています。流石にまずいとは思っていますが、ない袖は振れないですからね……」

そう話す鎌田氏の風采は上がらない。めがねこそ新品だが、スーツもよれてどこかみすぼらしい。月収は24万円でボーナスなし。年収300万円は20代の若者ならばいざしらず、家族4人が食べていくには少なすぎる金額だ。(文:中村直人)

会社からは「ゆくゆく給与は上げるから」と言われるが……