「美容院が苦痛」という女性たちの声 「会話が疲れる」「見るからに不健康そう、って言われた」 | キャリコネニュース
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「美容院が苦痛」という女性たちの声 「会話が疲れる」「見るからに不健康そう、って言われた」

髪を切って美容院から出ると爽快感がある。髪を切ってすっきりしたからだけではない。美容院にいるという緊張が解かれたからだ。ヘアスタイルを整えてもらう過程での一対一の妙な距離感は、何度美容院に行っても慣れない人もいるだろう。

私もその一人だ。美意識に自信がない私に対し、美容師は美のプロ。そのギャップを最小限に抑えようと無駄に気を遣ってしまうので、せっかく美容師が適度なコミュニケーションを取ろうとしてくれても、変に強張っていることも少なくない。(文:ツマミ具依)

「当たり障りのない会話って本当に疲れる」

「◯◯くんお好きなんですかぁ?」「その服気になってるんですかぁ?」

「◯◯くんお好きなんですかぁ?」「その服気になってるんですかぁ?」

先日、ガールズちゃんねるに「美容院が苦痛で仕方がない」というスレッドが立った。トピ主は、施術されている状況が晒し者のようで、スマホや雑誌を覗かれたり、担当のはずの美容師がアシスタントなどとコロコロ変わったりすることがツラいようだ。「この話題何回目?」というツッコミもされていたが、繰り返されるほど共感の声は尽きない。

「当たり障りない会話って本当に疲れる。 自分が良ければ聞き役で、なんでこっちが気を使わないといけないんだって時もある」
「雑誌見てるとそのページにたまたま出てた『◯◯くんお好きなんですかぁ?』とか『その服気になってるんですかぁ?』とかいちいちいらんのよ」

なんといっても会話が苦痛という声が大半だ。たとえ何度か担当になっている美容師であっても、友達のように気軽に話せるような関係になるのは難しい。30分、長くて数時間も世間話をするのは神経を使う。当然ながら会話を避けたいがために開いた雑誌のページから話題を見つけられるなんて御免である。

「女性美容師に『青白くて見るからに不健康そうですもんねw』と言われた事がある 。日光アレルギーだから肌を焼きたくても焼けないんですけどね」
「ちょっと明るくブラウン系で髪染めたいってんのに『黒髪じゃないの想像できない』て言われたのは驚いたかな。『気分一転、髪色変えてみようかな』と思ってたのに萎えた…」

フランクに接するつもりなのか、失礼な発言を言ってしまう美容師もいる。どうか繊細なお客さんも多いことを理解していただきたい。

「1000円カットでサクッと終わらせる」という人も

ほかには、「タオルに巻かれた顔がでかすぎて見てられない。直視不可」「すげーブスだなって自覚する。悟り開けそうになる」という声も。髪の毛をタオルで巻かれた素顔というのは、いつも以上に自分の顔面の現実を突きつける。鏡に映る姿に目をそむけたくなったことは誰しもあるのではないだろうか。

「1000円カットで買い物のついでとかにサクッと終わらせる。浮いた分で高めのトリートメントとかシャンプーにしてる」
「私も1000円カット。美容院って住所も書かなきゃいけないし、後からハガキとか来るのも嫌」

気楽に行ける美容院として提案されたのが1000円カットだ。カットに特化した工程になっているので、煩わしい思いもせずに済み、コンビニ感覚で行けるというメリットがあるようだ。

せっかく美容院に行くなら身も心もすっきり癒されるような場にしたい。そのためにはいろんな美容院を試してみることが第一だが、美容院側ができることとして、接客方法を工夫してみてはいかがだろうか。どんな接客を希望しているのか事前アンケートで詳細に伝えられたり、「コミュニケーションをほとんど取りません!」というのを売りにした美容院があったら案外ウケるかもしれない。

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