「役職はヒラ社員で名前だけ課長の人がたくさん」 名ばかり管理職問題はいつまで続くのか

肩書と職務内容、待遇は釣り合わせてほしい!

肩書と職務内容、待遇は釣り合わせてほしい!

「店長」や「課長」など、「役職」はある意味、昇進の目標である。任される責任が増えるが、その分報酬にも跳ね返る……はずだが、実際は違うようだ。企業口コミサイト「キャリコネ」には、仕事量と責任が増えても給料に反映されない「名ばかり店長」に関する口コミが寄せられている。

「名ばかり店長」という言葉は「日本マクドナルド事件」で広まった。ファストフード店「マクドナルド」の店長が、労基法上の「管理監督者」として扱われて時間外労働の割増賃金が支払われなかったことを受け、訴えを起こしたものだ。

2008年の判決では、店長は「管理監督者に該当しない」として、未払いの残業代の請求を認める判決が出された。しかし、裁判と判決から10年経っても、「名ばかり管理職問題」は未だに根絶していない。

「会社は実態を把握しながら対応しない。監査が入ったら確実に労基法に引っかかる」