平成最後の空気を缶詰に「平成の空気缶」発売 採取場所は岐阜県・日本平成村の元号橋付近
企業のオリジナルグッズ作成やブランディングを行うヘソプロダクションは4月18日、空気を詰めた缶詰「平成の空気缶」の製作・販売を発表した。22日に、平成の元号発表と共に脚光を浴びた岐阜県関市平成(へなり)地区、日本平成村で採取する。
採取場所は、昭和から平成の改元を記念して造成された「元号橋」付近。缶詰は、採取した「平成最後の空気」と、令和時代でも良いご縁があるよう祈りを込めた「平成の五円玉」を密封した状態で販売される。
「この取り組みが日本平成村の『令和』に向けた新たな『空気づくり』になりますように」
22日の採取は誰でも観覧自由。空気の採取後、缶詰は「道の駅 平成」で順次先行販売し、27日から特設ECサイト等で一般販売を始める予定だ。販売個数は未定だが、手作業での制作になる為、数に限りがあるという。
同社の代表は昨年12月に平成村を訪れた。リリースでは、元号橋で大きく空気を吸った際のことを「冬の空気と混ざり合ったせいか、とても冷たく澄んだ味がした」と振り返っている。今回の缶詰作成については、
「この取り組み自体が日本平成村の『令和』に向けた新たな『空気づくり』となりますこと、心から願っております」
とコメントしていた。