「AI採用」で得をするのは、頭はいいけど暗い人? 印象評価からデータ重視の選考へ

AIが面接?

AIが面接?

今、人事の世界に「革命」が起ころうとしています。

これまで、人の素質や組織運営の方向性などについては、「目利き」と呼ばれる人がその神秘的な能力で的確に判断していた、ということになっていました。ところが、世界中の様々な研究から、生身の人間が人間を見ることは、極めて曖昧で精度の低い手法であることがわかり、それらが広く知られるようになってきました。

その結果、「これからは明確なデータから人や組織を判断していこう」という機運が高まっています。適性検査を重要視したり、自然言語処理のAIを用いてレジュメやエントリーシート、果てはSNSの投稿などを分析したりして、選考情報に利用しようという企業が増えています。

ただし、選考手法が変われば、得する人も損する人も出てきます。今回は、採用におけるAI選考導入によってどんなことが起こり、それに対してどんなことができるのか考えてみたいと思います。(文:人材研究所代表・曽和利光)

これまで評価されていた「多少頭は悪くても、明るい人」