「サザエさん症候群(ブルーマンデー症候群)」という言葉があるように、月曜日からまた仕事をしなければいけない、と憂鬱な日曜日の夜を過ごしている人は多い。ガールズちゃんねるに10月6日、「日曜の夜が辛い人」というトピックが立った。
「日曜の夜より、日曜の昼くらいから憂鬱です」
「金曜日のお昼休みくらいから『また月曜が来る……』ってどんよりする」
日曜日の夜よりも早い時間から既にしんどさを感じる人もいるようだ。(文:石川祐介)
「朝辛いのわかってるけど寝たらもう明日だもん。もったいない」
「一日中ダラダラしすきで、この時間なのにまだ何もしてない」
「明日から仕事」という不安から、行動することが億劫になってしまい無駄に休日を消化してしまったというコメントが散見された。「明日から仕事」だけでなく「せっかくの休日を無駄にした」というストレスも加わり、余計にしんどくなっている人多い。
「寝ちゃうと明日が来てしまうと思うと寝られなくなる。寝ても寝なくても明日は来るんだけどさ」
「寝たくないから夜更かししてしまう。朝辛いのわかってるけど寝たらもう明日だもん。もったいない」
寝てしまうと目が冷めたときには月曜で会社に行かなければならない。あえて夜ふかしして日曜日の余韻にしがみつく人もいる。
また、「『明日から仕事だー』って思って落ち着かない。今一人で居酒屋で飲んでるよ」と憂鬱な気持ちをアルコールでごまかしているという声も見られた。二日酔いや睡眠不足のために最悪のコンディションで働き出さなければいけないとわかっていても、月曜日を迎えることに抗いたいのだろう。
「仕事がイヤ」というよりも「出社がイヤ」という人も
また、仕事が嫌なわけでもなくムカつく上司がいるわけではない人でも、「軽い鬱みたいな気持ちになる。いざ月曜日出勤すれば普通に過ごせると分かっててもなる」と日曜日の夜は憂鬱に襲われてしまうようだ。
「家で自分のペースで仕事したい。とにかく人間関係でモヤモヤしたくない」
仕事自体は嫌ではないけど、「通勤電車に乗らなければいけない」「嫌いな上司に会わなきゃいけない」といったことにしんどさを感じている人は非常に多くいる。
サザエさん症候群は、休日を満喫することを阻んだり睡眠の質を低下させたりなど、様々な負の要因をもたらす。そもそも1週間中5日間も出勤しなければいけないのは、身体だけではなくメンタル的にもハードだ。
週休2日制を見直せという話ではなく週1日を在宅のテレワークにするだけでも負担はかなり減るのではないだろうか。