京王線”窓ガラス破損”で遅延、原因は満員電車? 広報は「外的要因」と説明 | キャリコネニュース
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京王線”窓ガラス破損”で遅延、原因は満員電車? 広報は「外的要因」と説明

写真はイメージ画像

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京王線笹塚駅で10月15日朝7時ごろ、窓ガラス破損のため上下線に10~20分の遅れが出た。ツイッターでは「窓ガラス割れたから遅延って…」など驚く声も相次いでいる。中には「乗客の圧力で窓ガラス破損したのでは」という声も出ていたが、実際どうなのか。

京王電鉄広報担当者は「ガラスの割れ方から、外から割れたものとみられます。詳細は調査中ですが、外的要因があったのではと考えています」と話す。窓ガラス破損によるケガ人はなし。当該電車は各駅停車高尾山口行きの下り電車。上り電車に比べ混雑率はかなり低いと見られる。

最近では東急田園都市線やJR東海道線でも破損

同線の窓ガラスの破損については、「今までに窓ガラスが割れたことはありますが、頻繁には起こっていません」といい、原因は投石などの外的要因であることが多いと話す。その上で、「京王線は窓ガラスが満員電車による混雑などが原因で割れたことはありません」と語った。

窓ガラスが割れた車両は現在、ガラスの張替えは終わった状態で、今後の運行予定は調整中だ。同電鉄では、破損対策として厚さ5ミリメートルの透明強化ガラスを使用しており、「今回破損した原因を追求し、さらに対策を行ってまいります」と言う。

電車の窓ガラスの破損を巡っては、2014年に東京メトロ東西線で発生した際も「乗客を詰め込み過ぎでは」という声が出ていた。ほかに、東急田園都市線(2018年12月)、JR東海道線(2017年9月)などでも発生している。

外部要因だとすると、投石の可能性もある。だとしたら迷惑な話だ。2017年にはJR武蔵野線西国分寺─新小平間走行中の電車に投石し、ガラスを割ったとして50代男性が逮捕されている。

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