もはや無法地帯…ブラック企業の壮絶エピソード「”激励”と称した殴る蹴るの暴行」「休んだら殺す」 | キャリコネニュース
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もはや無法地帯…ブラック企業の壮絶エピソード「”激励”と称した殴る蹴るの暴行」「休んだら殺す」

実録!ブラック企業

実録!ブラック企業

一口にブラック企業といっても、過労死を出すような会社は次元が違う。今すぐにでも逃げてほしい。キャリコネニュース読者の中にも、そんな死線をくぐり抜けた人たちがいる。

「入社して1年以内で自殺者が2人もでた。労働環境が募集時に聞いた条件とあまりにも乖離があるので、改善を求めるとパワハラが始まった。現在は休職しながら転職活動をしている」(40代男性、建築・土木系技術職)

今回は一般的な職場では予想もつかない、常軌を逸した会社でのエピソードを紹介する。

「会社の寮は田舎方面の団地の3DK(各6畳)で、各部屋に2名ずつの6人暮らし」

以前、IT関係の仕事をしていた40代男性は、待遇の悪さから退職を決意した。新卒の正社員として採用されたが、研修などはまったくなかった。入社日の翌日には、新人にもかかわらず単独での派遣要員として駆り出されたという。

「年1回のボーナスは3年以上の在籍で一律5000円。3年未満はどんなに頑張って仕事をしてもありません。正社員なのに社会保険がなく、『年金や健康保険に入りたければ自分で入れ』と言われました」

仕事がなくなると、「入社年数に関係なく深夜帯の警備員をやらされます」という。それだけでなく会社の寮は、「田舎方面の団地の3DK(各6畳)で、各部屋に2名ずつの6人暮らしでした」という。男性は、

「ダイニングは、元の事務所にあったであろう机がうず高く積まれていて使えない状態。トイレの便座は、壊れたまま放置されていて座れません」

と綴っている。

「自腹で買え」「香典返しの金があったらその金で売上に貢献しろ」

信用金庫で働いていた30代男性は、「非営利企業だと思って入庫したのが甘かった」と当時を振り返る。

「信金では数字の詰めは当たり前、数字がすべてです。お客さんのことなんて考えていません。融資の付け替え、親族間に対して預金の回転契約も当たり前でした」

客がいなくなったら、「笑顔で『糞だよねあの客。全然定期しないんだもん。使えないわ』と言っているのが日常茶飯事」だったという。男性は人間不信に陥り転職した。

販売・サービス職の40代男性は、「思い起こせば20年勤務して初めて有休を使えたのは退職時だった」という元勤務先について記す。

「朝は始業1時間前に集合は当たり前。昼休みは『休んだら殺す』と檄が飛び、夜の帰宅は0時近く。これが月28日。なのに残業代は4万円。成績が悪いと『自腹で買え』『香典返しの金があったらその金で売上に貢献しろ』と強要され、出勤していても欠勤扱い」

社長が来社した際には、「社長自ら”激励”と称した殴る蹴るの暴行もあった」という。上役の気分で50万円のボーナスが5万円に減らされることもあり、男性は「ボーナスでの買い物は怖くてできなかった」と綴る。社員の中には退職時に有休消化ができなかった人もいた。

キャリコネニュースでは引き続き「ブラック企業経験談」「仕事でやらかしたこと」に関するアンケートを募集をしています。

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