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どうする?子どもを見ながら在宅ワーク 子どもの成長にあわせて最適な”稼働時間”を探す

子どもを見ながら在宅ワークするコツは?

子どもを見ながら在宅ワークするコツは?

新型コロナウイルスの影響で、在宅ワークを導入する企業が増えている。全国的に学校の臨時休校も続いており、子どもを自宅で見ながら仕事をしている方もいるだろう。

在宅ワークだと通勤の負担はなくなるが、小さな子どもを抱えながらの自宅作業は想像以上にしんどい。

今回は子育てしながら在宅ワークをしている筆者が、子どもを見ながら自宅で仕事をする際のポイントなどを紹介する。(文:コティマム)

少しでも負担を減らして自宅作業をするためには?

筆者はもともと記者として正社員で10年以上働いていた。しかし家庭の事情や待機児童問題などから在宅ワークにならざるを得なくなり、この3年は未就園児を抱えながら自宅で原稿執筆をしている。

子どもを幼稚園の準備クラスに預けられるようになってからは取材もしているが、その場合も現場に直行直帰し、執筆は自宅だ。筆者はいわゆる”ワンオペ育児”状態だが、在宅のおかげで園への送迎や急な発熱による通院にも対応できた。

しかし、子どもを見ながらの在宅ワークは決して楽ではない。正直に言うと、仕事にならない。それでも0歳、1歳の頃はまだよかった。寝ている時間が長く、その間に作業できたからだ。当時は子どもの昼寝中や、深夜から明け方にまとめて執筆していた。

しかし成長とともに難しい場面が増えた。筆者とパソコンの間に無理やり入り込んで作業を邪魔することも多々。遊び方も激しくなり、公園に連れ出そうものならこちらがヘトヘト。夜中に起きていられなくなった。

つまり、子どもの成長に合わせて作業できる時間が変わってきてしまったのだ。少しでも負担を減らして自宅作業をするためには、どうすればいいのか。

元上司の「スマホをいかに活用できるか」というアドバイス

・子どもの成長に合わせて柔軟に作業時間を変える

先にも書いたが、子どもの成長によって作業できる時間は変わってくる。筆者の場合、

0歳:割と自由にいつでも作業できた
1歳:昼寝の合間と深夜~明け方
2歳:幼稚園の準備クラスに預けている時間(11時半~15時)と、頑張って深夜に起きて書く

と変遷してきた。

在宅ワークしながら子育てしている方の中には、決めたスケジュール通りに動けていない方もいるかもしれない。これは仕方がないことなので、子どもの生活に合わせて「作業できる時間」をその都度探していく必要がある。

0歳1歳であれば時間は意外と作れるが、未就園児や幼児、低学年の場合はどうしても子どものペースに合わせることになる。その際はもう割り切って一緒に遊び、早めに布団に入ってもいいのだ。睡眠を取れば疲れも和らぐ。

「◯時間後に起きて作業する」「明日の朝一で、子どもが起きる前に◯◯を終わらせる」など、少しだけ「やるべきこと」を決め、柔軟に対応しよう。

小・中学生など、ある程度の年齢なれば、1人で宿題をしたり遊んだりすることもできるだろう。学習ドリルやタブレットのアプリなど、子どもが集中できる課題や遊びを提案してもいい。

その際、隣に座って仕事をすれば様子を見つつコミュニケーションも取れる。「子どもが宿題をする時間に合わせて一緒に仕事をする」といった、新しい習慣ができるかもしれない。

・スマートフォンやスマート家電を活かす

筆者は一時期、「自分が3人いてほしい」と思っていた。「仕事する自分」「子どもの面倒を見る自分」「家事をする自分」だ。

預け先が見つかっても、送り迎えの時間は作業ができない。預けている間に日々の家事や買い物を済ませていると、あっという間にお迎えの時間になる。帰宅後は食事やお風呂、寝かしつけ。毎日ヘトヘトで「自分が3人いれば」と嘆いていた。

その頃、尊敬する元上司から「スマホをいかに活用できるか」というアドバイスをもらった。「育児も家事もスマホを使えば負担が減らせるよ」という意味だ。

調べてみると、子ども向けの知育アプリや育成教材がたくさんあることを知った。ただ動画を見るだけでなく、子どもが遊びながら集中する時間を作ることができる。

またスマホと連携させるスマート家電を使えば、「ご飯を炊く」「料理を作る」「掃除をする」といった家事も格段と楽になる。例えば自動調理鍋は、スマホアプリと連動すればオススメのメニューやレシピも検索できるため、献立に悩まなくてすむ。

食材さえ投入すれば自動で調理してくれるので、食事準備の時間が短縮される。食材もネットスーパーで注文すれば、買い物に行く時間は省ける。

「在宅」というネットの恩恵を受けた働き方をしておきながら、家事はアナログだった筆者。元上司の言葉のおかげで、スマホやスマート家電を活用するようになった。

子どもを見ながらの自宅勤務は簡単ではない。しかし一緒に過ごせる時間は貴重でもある。子どもの生活ペースに合わせつつ、少しでも家事負担を減らす工夫をしてみよう。

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