ヒカキン、アンチと向き合う 「金髪嫌い」「変顔ムリ」などの声に「こういうの参考になる」
YouTuberのヒカキンさんは5月10日、ツイッターで「ヒカキン嫌い」と検索する動画を投稿した。お笑いコンビ・霜降り明星の粗品さんが「粗品嫌い」と検索する動画を受けて、ヒカキンさんも自身をエゴサーチしようと思ったという。
この5~6年はネット掲示板などでエゴサーチをしてこなかったという。最近は、投稿した動画の高評価率が平均96.5%超え、「ヒカキン嫌い」「キモイ」といった声はほとんど聞かなくなったと話す。しかし、
「批判的な意見にも目を向けて、今もそういう意見をしっかり見て危機感を持っていくっていうのがYouTuberとして大事では」
と”初心忘れるべからず”と思い、自身を嫌う人の声を検索したという。
2014年は「結構叩かれてた」「今より『YouTuberなんか認めない』っていう風潮」
ツイッターでは、「ヒカキン消えろ」「ヒカキン嫌い」といったアカウントが発見された。内容はヒカキンさんを誹謗中傷するものだが、両者ともに更新は2014年で止まっていた。
これについては「その頃結構叩かれてたんだよね」「今より『YouTuberなんか認めない』っていう風潮があって、ギネス乗るくらい顔キモいとか生理的に受け付けないとか言われた」と振り返る。
「ヒカキン嫌い」で検索すると、「別にヒカキン嫌いじゃないよ」「ヒカキンが嫌いな人がヒカキンを嫌いな理由を聞いてみたい」「ヒカキン、昔めっちゃ嫌いでごめんなさい 今は尊敬してます」など、”嫌い”という言葉は入っているが、ポジティブな投稿が多く見られた。
中には「ヒカキン好きでも嫌いでもないんだけど、子供がYouTubeにはまって以降、子供が見てるチャンネルがヒカキンなら大丈夫かという安心感」という人もおり、クリーンなYouTuberとして認知されているようだ。
「『昔すっげえ嫌いだったけど今は好きだよ』ってコメントが嬉しいことに多かった」
一方、「金髪のヒカキン嫌い」「ヒカキンは別に嫌いじゃないけど変顔は無理」「ヒカキン嫌いじゃないけど目の奥が笑ってない」というコメントもあがっていた。一通りコメントを読んで、ヒカキンさんは、
「『昔すっげえ嫌いだったけど今は好きだよ』ってコメントが嬉しいことに多かったですね。ありがとうございます」
とコメント。また、ドアップの変顔や笑い方が嫌いという意見については「こういうの参考になるね。やりすぎないほうがいいのかなとか。サムネイルとかで」といい、「ある種リアルな批判みたいなのはしっかり目を透してダメなところは直していきますので」と語った。
コメント欄には「ヒカキンさん優しいな」「こーいう低姿勢な感じだったから好かれてったんだろーな」など、ネガティブな意見とも真正面から向き合う姿を評価する声が寄せられた。