「新型コロナでデマが広がっている」4割の人が実感 不安のある人のほうが情報共有する傾向 | キャリコネニュース
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「新型コロナでデマが広がっている」4割の人が実感 不安のある人のほうが情報共有する傾向

デマが広がっている?

デマが広がっている?

LINEは6月3日、「新型コロナウイルスに関連したニュースや報道」に関する調査結果を発表した。調査は5月にネット上で実施し、15~59歳の2000人から回答を得た。

新型コロナウイルスの情報に関して感じていることを聞くと、最多は「どれが信頼できる情報化見分けるのが難しい」(59%)。次いで「感染拡大につながるような楽観的情報は危険だと思う」、「誤った情報やデマが広がっている」(同率39%)などが続いた。

「新型コロナ関連の情報やニュースを誰かに伝えた」と8割以上

新型コロナウイルスの気になるニュースや身の回りの情報を聞いた時に、8割以上が「情報やニュースを誰かに伝えた」(83%)と回答。伝えた相手のうち、最多は「家族」(73%)で、次いで「家族以外の実際の知り合い」(50%)などが続いた。

伝達方法としては、家族相手の7割近くが「口頭で伝えた」(67%)と回答。「ネット上に公開して伝えた」人は、ネット上の知り合いで7%、不特定多数の人で5%といずれも1割未満だった。

情報を伝える動機のうち、最多は「大事な情報だと思ったから」(65%)。次いで「役に立つ情報だと思ったから」(49%)、「驚いたので、みんなに知ってほしかったから」(18%)、「自分の不安を知ってほしかったから」(11%)と続いた。

自身への感染不安度については、9割近くが「自身が新型コロナウイルスに感染する可能性について不安を感じる」(86%)と回答。また、比較すると「不安を感じる人」の方が、主に家族や知り合いに情報を伝達している割合が高かった。

個人データの活用、過半数は「危機を逃れるためなら仕方ない」

「若い人は新型コロナウイルスに感染しても重症化しない」という情報については、約9割が「聞いたことがある」(89%)と回答。さらに、うち3割前後が情報を信じていた。

また、この情報をきっかけにとった行動を聞くと、男性の9割前後、女性のほぼ全員が「特に何もしていない」と回答。一方、残りの人に具体的な行った行動を聞くと、最多は「ショッピング」だった。年代別では「男性30代」(7%)、「男性40代」(6%)で高かった。

アジア諸国では、個人データを活用した感染拡大防止対策を取っている国もある。今後、日本でも同様の用途で個人データを活用したら「どのように感じるか」と聞いたところ、過半数は「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためのような、危機を逃れるための目的に使われるのなら問題ない」(51%)と答えた。一方、3割近くは「目的に関わらず問題がある」(26%)とした。

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