ウェイブダッシュは6月17日、「全国住みたい街ランキング2020」を発表した。調査は昨年4月~今年3月にネット上で実施し、同社運営のサイト「生活ガイド.com」の会員1万8963人から回答を得た。
前年から変わらず1位に輝いたのは「横浜市」だった。同サイトの会員の多くが同市の魅力として挙げたのは、みなとみらい地区。「ランドマークタワー」「クイーンズスクエア」「MARK IS みなとみらい」などのショッピングスポットが点在し、日々の買い物だけでなく街歩きやデートも楽しめることなどが回答者を惹き付けたようだ。
「札幌市」は前年から人気上昇 花粉症も梅雨もない気候が後押し
2位には「札幌市」(前年4位)が選ばれた。前年から順位を上げた同市の魅力は、四季の移ろいを楽しめることだという。特に、春から夏にかけては、花粉症の原因になるスギ花粉の飛散が少なく、梅雨もなく晴天が続くため、過ごしやすいことが評価されたとみられる。
3位には、都内トップの「港区」(同3位)がランクイン。ハイソで洗練されたイメージのある街での生活に、憧れを抱いた人も多かったと思われる。2022年には、日比谷線の新駅「虎ノ門ヒルズ駅」が開業を予定しており、今後ますます注目を集めそうだ。
4位は「福岡市」(同5位)。空港までのアクセスの良さがポイントだ。市内一の繁華街である天神や、博多から10分ほどで空港に着くことができ、これは全国的にみても他の都市にはない利便性だと言えるだろう。
5位に選ばれたのは「世田谷区」(同2位)。交通の利便性と生活しやすさのバランスが取れた地域で、駅の数だけみても全7路線の計41駅もあり、都心への通勤・通学には事欠かない。また、また、商店街の数は99にのぼり、どの街でも活気溢れる”世田谷らしさ”に触れることができる。
6位以降は「大阪市」(同6位)、「神戸市」(同8位)、「名古屋市」(同9位)、「京都市」(同11位)、「さいたま市」(同6位)などが続いた。